検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:3,924 hit

土産 ページ5

敦 side




その後、Aさんについて色々聞いた

年齢は、18歳で僕と谷崎さんと同い年という事や
僕が、入社する2ヶ月前から依頼を受けて北海道に行っていたことなど



敦「へぇ〜、だから僕が来た時、居なかったんですね」



『そうそう、本当は直ぐにでも帰ってきたかったんだけどねぇ…』



はぁ…と大きめなため息をAさんがついた
すると、それと同時くらいに彼女の前に味噌汁がコトンと置かれた

具は、どうやら 豆腐とネギと油揚げ


『わぁ〜…!ありがとうございます、お姉さん』


「いいえ」


Aさんは、味噌汁を見るなり目を輝かせ店員のお姉さんに礼を言い息をかけ熱々のそれを冷ましながら、口に含んだ



太「2ヶ月も向こうにだなんて、さぞ疲れたろう」


『ん〜…そうですね、でも宿の方がとても良くしてくれて!しかも、ご飯も美味しくって 割と良かったですよ』



太宰さんがAさんにそう話しかける


なんだか、普通に会話をしているだけなのに二人の間には独特な空気が漂っていた


『あ、そうだ。治さん、私 お土産に蟹を貰ったので今晩どうですか?良ければ皆さんも…』



太「なにっ!本当かい?それは!」

太宰さんの目がキラキラと輝き出す


谷「蟹か〜いいなぁ」


ナ「食べたいです!」



『沢山貰ったから、敦くんも 国木田さんも、探偵社の皆さんで食べましょう』


カーニ!カーニ!と口を揃えて言う皆をみて
Aさんは、また柔らかく微笑んだ



どうやら、Aさんは とても優しい方らしい

話しやすくて清純そう そんな感じが僕のAさんへの第一印象だった





_____________________________

お気に入り登録30
高評価 10以上

ありがとうございます(><)

引き続き頑張ります!

※もう暫く敦くんとの出会い編が続きます!

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←プロフィール



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:On | 作成日時:2023年2月16日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。