【カゲプロ】【メカクシ団】我らが団長はクロハの隣に立ちました

【8話】HERO ページ10

カノside

そこに居たのは僕らのヒーローである赤マフラーを巻いた姉ちゃん

ア「何でここにいるの？幸助、修哉」

あっ、そう言えば姉ちゃんなら何か知ってたり……
クロハやキドの事を聞かないと
でもなんで？クロハとキドが一緒にいるのに何で動揺すらしないんだ？

カ「姉ちゃん。あいつ、クロハと一緒にいるつぼみを見て なんとも思わないの？」

ア「えっ？何をいってるの？《隠す蛇》は敵なんだよ？！
　 私が屋上から飛び降りたとき修哉だって見たでし ょ……お父さんに化けた《冴える蛇》と傍らにいた 《隠す蛇》を」

え、?

ア「しっかりして？お父さん達が連れてきたのは二人だ よ？」

セ「しっかりするのは姉ちゃんッスよ！何でキドの事忘れ てんすか？！」

何で姉ちゃんがキドの事を忘れてるんだ？


遠くで見える
嘲笑うようなあいつの顔



そうか、姉ちゃんの記憶まで塗り替えたな

カ「……姉ちゃん。一度戻ってきて今なら開いてるから」

返事を待たずに腕を引っ張りあっちに戻る
少しだけクロハとキドの事を保留にしよう

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

シ「は？てことはあれか？アヤノはキドの事忘れてんの か？」

ア「さっきからみんな何をいってるの？隠す蛇は敵でし ょ？」

シ「だから、お前は冴える蛇に記憶を塗り替えられたんだ よ。信じられないのは今だけだ
　 俺はあいつらから聞いただけだけどキドはお前の妹だ よ」

さっきから続いてる口論はいっこうに収まりそうにない
かといって姉ちゃんをこちらの意見に持ってこさせるのもかなり大変
どうすればいいんだよいったい…

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今日のメカクシﾀﾞｧﾝ

鹿野修哉

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