【カゲプロ】【メカクシ団】我らが団長はクロハの隣に立ちました

[14話]カゲロウデイズ６ ページ37

――――赤い色はヒーローの色――――

ア「どんどん犠牲になっていく子が増えてる
　 どうして君は忘れちゃったの？」

シ「…お前、アヤノか？」

ア「そうだよ、何言ってるの？僕は何時でもこの格好だ」

シ「どうせ、俺の記憶だろ」

ア「あれ、酷いこと言うねぇ」

シ「何だって言えば良いだろ」

ア「ま、簡単に見破っちゃうね。何回やっても」

シ「元の世界に戻せ」

ア「…………良いじゃん少し位話そうよ」

シ「………」

ア「君の妹にもあったよ、あぁそんな怖い顔しないで？
　 ちょっと、忠告しただけ

　 あの子、もう一回カゲロウデイズに入れちゃった
　 どうせすぐ戻るけどね

　 しっかし凄いねぇ女王は

　 僕らを自然に集めてる



　ねぇ、エネちゃん?」

エ「ご主人用ボイスサンプル
　 こんな所で使うとは思いませんでした

　 いつからお気付きで？」

ア「毎回話してる＜シンタロー＞とは
　 ちょっ〜と違和感があってね」

エ「単刀直入に聞きます
　 私が死んだ8月15日、もう一人の死者について

　 つまり遥について

　 昔の資料。病院のデータハッキングして見たんです
　 遥の死に方と私の死に方、どちらも不自然だった」

ｻﾞｻﾞｯ
この世界でエネの姿が揺らめいた

エ「教えてよ、」

一回波打つごとに黒髪が増える
ｻﾞｯ

貴「教えなさいよ、」

足が、服が
代わった

ア「……それが君の答えだね、良いよ
　 じゃあ話そっか、この世界を作り出した張本人の


　 昔話」

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今日のメカクシﾀﾞｧﾝ

鹿野修哉

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