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[9話]カゲロウデイズ4 ページ32

ガバッ

ヒ「ハァ…ハァ……何で…また

  行かなくちゃ
  もうこんな話し終わらせにいこう」



「さて、一仕事……誘導しますかね」

「そう言えば君はあのとき居たんだっけ?
 前の記憶がそう言ってる」

「んー?まぁねー
 て言うかさぁその姿で話しかけるのやめてくれる?



 焼き付ける蛇さん」

焼「酷い言いようだなぁ〜
  あ、ほらあの子いっちゃうよ?」

「ホントだ、じゃ行ってくるね〜」

焼「健気だねぇ〜
  あの少年のために


  苦しむ時間を短くなるよう誘導するなんて……」

ヒタ

焼「おや、今日は来客が多いね
  君からしたらはじめましてかな?遥くん」

遥「あっちの世界の僕はどうしてるの?」

焼「さぁ?僕の見える範囲には今はいないからね

  迷い混んじゃってるみたい」

遥「こっちの世界の友達を焼「助けようとしてる」うん」

焼「まぁ、しばらくは叶わなそうだけど」

遥「……そう、ありがとう」

焼「あは、ちょっと話しすぎちゃったかな



  もう戻れ…貴様が来るにはここは早すぎる」

ゾクッ

遥「分かった
  きっと信じるよ……
  全て分かる日が、この世界が終わる日が

  来ることを」

焼「うん、じゃーね






  さて、いつまで隠れるつもりだ?」

冴「お前なら俺の目的は知ってるだろ」

焼「そりゃもちろん、そのための僕だ」

冴「なら話が早ぇ……邪魔するなよ?」

焼「するもなにも僕にはなにか出来る術がないよ…」

―――――――――――――――――――――――――――

ヒ「ざまぁみろよ黒猫」

「(良いんだよ、それで…
  コレに巻き込まれたら助かるのは二人だけ

  彼女はそれを受け入れた)」

ヒ「ヒビヤ……また、またあんたが死ぬ夢を繰り返した
  何で、こんな目に……

  ごめんヒビヤ、私のせいだ
  ……あんたが苦しむ必要なんて無いんだから

  私がこの世界をひきうける」

「(だから少しでも苦しむ時間を短くしてあげるよ
  僕の記憶を無駄にしないで

  姉ちゃんを…姉ちゃんの死を無駄にしないで)」

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今日のメカクシダァン

鹿野修哉


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まこちー - 天ノルさん» おお!でも、最終的にはどっちになるんですかね?気長に更新待ちます。 (2016年2月28日 21時) (レス) id: 59d16c9c07 (このIDを非表示/違反報告)
天ノル(プロフ) - まこちーさん» そうです、カノキド前提クロキド目指したので!! (2016年2月26日 7時) (レス) id: 5346a8d52f (このIDを非表示/違反報告)
まこちー - 愛してるあいつとは、カノのことですか? (2016年2月25日 23時) (レス) id: 59d16c9c07 (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ) - 元エンジェルです!ニックネームを駄作者名に変更しました。これからもよろしくです!! (2016年2月13日 23時) (レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
天ノル(プロフ) - エンジェルさん» ありがとうございました。見てやってください、頑張りますんで(( (2016年2月12日 7時) (レス) id: 5346a8d52f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ノル あまのる(*≧∀≦*) | 作成日時:2015年12月22日 11時

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