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後半戦開始
Aは再びマークされ、自由に動けないでいた。
「(さっきから吹雪さんの様子が変だ･･･。さっきのハーフタイムの時だって、試合の時と違って弱々しい。何より、イプシロンと戦う度に吹雪さんの態度は悪くなっている気がする･･･)」
Aは吹雪が必殺技“アイスランド”で相手からボールを奪っている様子を見ながらそう思っていた。
吹雪は風丸にパスし、風丸は必殺技“疾風ダッシュ”で相手を抜いた、と思ったがボールを奪われてしまう。
そのボールを奪おうと吹雪が相手に迫る。
しかし、その様子は苦しそうだ。
「(まさか、具合が悪いの･･･？いや、それだったら始まる前に大体分かる。･･･どうして吹雪さんは試合の時だけあんな風になるの･･･？」
Aはマークから逃れようと動きながら、頭の中は吹雪のことを考える。地味に器用である。
Aはやっとの事でマークから逃れ、吹雪の元へ上がる。
「吹雪さん！僕にパスを！」
「うるせぇ！引っ込んでろ！！」
「わっ！？」
吹雪は近づいて来たAを吹き飛ばす。
尻もちをついたAに鬼道が手を伸ばす。
「大丈夫か、A」
「はい･･･。吹雪さん、焦っているのかな･･･」
Aは吹雪の後ろ姿を見つめながら、悲しそうな表情でそう言った。
吹雪はDFを素早い動きで躱す。
「“エターナルブリザード”！」
「“ワームホール”！」
しかし、吹雪のシュートはデサームに簡単に止められてしまう。
その後、相手選手三人が雷門側ゴールに向かって上がる。
「まさか、三人連携必殺シュート･･･！」
Aはカバーに入ろうと急いで戻る。そのとき、Aは違和感を感じた。
「(海で落っこちた後から身体が変だ･･･。思い通りに動かない気がする･･･っ。いつもならあんなスピードに追いつけるはずなのに･･･！)」
Aは間に合わず、相手選手の連携必殺シュート“ガイアブレイク”が雷門ゴールに迫る。
止めようとした木暮は、そのシュートを背中に受け、受け止めようとした円堂と共にゴールの中へ。
1−1。同点だ。
「･･･そろそろ、此奴の存在も要らないかな」
Aは足に付けていた“もの”を見ながらそう呟いた。
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恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» ありがとうございます…！ 中々更新に手が回らず、ずっと下書き状態で止まってるものばかりですが、作ったからには完結させたいと思っていますので、お時間あるときに覗きに来ていただければと思います！ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» 他の作品も楽しみに待ってますね！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» キャラの特徴掴めてましたか…！？ 所々こんな一面もありそうだなっていう想像や捏造がほとんどでしたが、違和感なく思えていただいてたみたいでよかったです！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» いえいえ、恵野さんが作る作品は、面白いところもあるしキャラもちゃんと掴めているので見ていて、尊敬できます！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» まだまだ拙い部分がありますが、そう言って頂けるとは感無量です泣 (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年8月25日 19時
