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「僕にとってはそんなに強いとは思わなかったとは言え、中々だったな。あのチーム」
「そうなの？」
「ああ。普通の練習であんな動きは難しいと思うけどね〜」
Aが春奈にそう言っていると、皆が何処かに移動している。
Aと春奈も皆に着いていった。
・
着いた場所はナニワランドのお城の建物だ。
調べた人に寄れば、何もなかったと言っていたが･･･。
下がっていくエレベーターの底にあったのは＿＿＿
「･･･これは･･･！瞳子姉さん･･･っ！」
「えぇ。間違いないわ」
皆は飛び出していったので、この場にいるのはAと瞳子だけだ。
この場所に設置された機械も、一見普通に見えるが、普通の機械とみるのは止めた方がいい。
「貴方のパワーアップにも役立つと思うわ」
「そうだね。空いてる所を使わせて貰おうかな」
Aはそう言って、空いているトレーニングマシーンに向かっていった。
先程、目金が悲鳴を上げていたマシーンにAは向かう。
「風丸さん。終わったら僕にさせてください」
「･･･っ、ああっ」
風丸は乱れた呼吸で返事する。
「(･･･これ、結構難しいのかな。風丸さん結構疲れてるし、手応えあるのかも･･･！)」
Aは早くやりたいと思いながら、風丸が走っている姿を見つめていた。
・
風丸と交代しながらマシーンを使う。
「はぁっ、はぁっ･･･っ。ふっ！！」
こちらの足に向かって放たれる障害物を蹴り返すA。
現在Aはレベル4のオートに挑戦している。
「A、差し入れ食いに行こうぜ」
「僕はっ、いいですっ。はぁっ！！」
風丸のお誘いを断り、Aはトレーニングに打ち込む。
Aは二つ方向から出てきた障害物を二つとも蹴り返す。
それと同時にマシーンが停止する。
「･･･終わったし、食いに行こうか」
「このっ、きつさでっ、食べ物が、胃に通るとは思いませんけどねっ」
Aは遠回しに断りをいれる。
「食べたいときは来るんだぞ。彼奴ら、残してくれないと思うぜ」
「は〜い･･･」
風丸が去った後、Aはマットの上に仰向けになる。
「･･･治兄さん。みんな･･･」
Aが天井に向かって手を伸ばしながら、小さな声でそう呟いていた。
「絶対、助けるから･･･！」
そういってAは、伸ばしていた掌を強く握りしめた。
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恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» ありがとうございます…！ 中々更新に手が回らず、ずっと下書き状態で止まってるものばかりですが、作ったからには完結させたいと思っていますので、お時間あるときに覗きに来ていただければと思います！ (2023年3月12日 15時) (
レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» 他の作品も楽しみに待ってますね！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» キャラの特徴掴めてましたか…！？ 所々こんな一面もありそうだなっていう想像や捏造がほとんどでしたが、違和感なく思えていただいてたみたいでよかったです！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
死神瞳羽(プロフ) - 恵野さん» いえいえ、恵野さんが作る作品は、面白いところもあるしキャラもちゃんと掴めているので見ていて、尊敬できます！ (2023年3月12日 15時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 死神瞳羽さん» まだまだ拙い部分がありますが、そう言って頂けるとは感無量です泣 (2023年3月12日 15時) (レス) id: 78dc1b910c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年8月25日 19時
