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『碧色の瞳』･･･？
確か、Aの瞳は緋色だったはずだ。
『碧色の瞳』の持ち主は、同じボーダーの一員で、私と互いに競い合ってきて、相棒の様に信頼していた＿＿
・
・
『なあまさっち、腹減った！』
＿＿＿ついこの間まで隣を歩いていて、
『Aが今日も可愛い。可愛すぎて辛い助けてまさっち』
＿＿＿口を開けば、たった一人だけの家族で、妹の自慢をする、
『やったなっ、まさっち！』
＿＿＿年相応の笑顔をいつも見せてくれて、
『やっぱりまさっちは強いな〜。また決着つかなかったよ』
＿＿＿戦闘狂だったけど、誰もが信頼を寄せ、頼りにしていた、
私の最初で最後の相棒だった少年＿＿＿
『まさっち！！』
香薫の瞳だろ･･･？
確かに香薫とAは双子のように似ている。
だが、私はあの日の事を鮮明に覚えている。
・
・
＿＿＿泣き崩れるAの前に積もっている塵。
その日は雨が降っていた。
香薫だったものはすぐに溶けて、流れてしまった。
そして、その塵の中に残っていたのが黒トリガーだった。
彼奴は守り切ったのだ。大切な
周りに倒れていたトリオン兵のお陰で、簡単に推測できる。
いくら莫大のトリオンを持っていたとしても、必ず限界はある。
全うしたんだ。ボーダーの役割を。
・
・
でも目の前に居るAは私のことを確かに『まさっち』と呼んだのだ。
私を碧色の瞳を見開いて見つめているのは、本当にAなのか･･･？
いや、Aの見た目をした誰かなのか･･･？
君は一体何者なんだ･･･？
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恵野(プロフ) - functionさん» コメントありがとうございます！あ、アドバイスですか！？原作の設定をしっかり理解出来ているなら、大丈夫だと思いますよ！差し支えなければ、貴方様の作品を見に行かせて頂いてもよろしいでしょうか？陰ながら応援してます！ (2020年5月24日 17時) (
レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
function - とてもおもしろいです！引き込まれます♪私もワートリの二次創作小説を書いているのですが、何かアドバイスいただけないでしょうか。 (2020年5月24日 17時) (レス) id: a26c61826f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年3月3日 19時
