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『2本目、開始』




私は公平気づかれる前に見つけることができた。

なので、その隙に首を狙いに___




「!!危ねっ」

「あれ、躱されちゃった」




首を狙ったつもりだったが、躱されてしまった。




「アステロイド!!」

「うへーっ、多すぎない?」

「そう言っておいて、弧月で裁かれたら心折れるんすけど・・・」




私に向かって放たれる弾を全て弧月で相殺していく。

まあ、副作用(サイドエフェクト)なかったらできないんだけどね、これ。

あと___




「えぇっ!?」

「ごめんね公平。“見えちゃった”」



後ろから迫ってくる、私の首を狙った変化弾(バイパー)を躱す。

私に変化弾(バイパー)を躱されたことに、分かりやすく驚く公平。

その隙を狙って一気に間合いに入る。




「その首、貰った!」

『出水、緊急脱出(ベイルアウト)。1-1、タイスコア』




私は公平の首を切る。

公平の身体は光を放って転送された。

私も転送され、先程の部屋に戻り、ベットに落とされる。やっぱり痛い。




『いや〜っ、やられました〜。まさか先輩が副作用(サイドエフェクト)持ちだなんて』

「隠していたつもりはなかったんだけどね。悪いね公平。」

『いいえ。その方が燃えます!』




あら、闘争心を刺激しちゃったかな。









3本目。私は公平が放ったメテオラの爆風に目を眩ませ、一本取られてしまったが、4本目で一本取り返す。

暫く私と公平の接戦が続いたが、8本目から私の勝ち越しで4-6で私の勝ちだ。

ブースからでると、人が沢山いた。本当に沢山。




「あっ、A先輩でてきたっ」

「A、次は俺だ!!」

「・・・その前に、この人だかりを説明していただけます?」




公平の隣に太刀川さんがいた。そして模擬戦を申し込まれた。

とりあえず太刀川さんにこの人だかりの説明を求める。




「A級とS級が模擬戦していたら、そりゃあ皆集まるって。それよりA、俺と模擬戦・・・」




しつこく私に模擬戦を申し込む太刀川さんの言葉が消えた。

何だと思い、見ると___




「まだレポートが終わっていないだろう、太刀川」

「か、風間さん・・・!?」




そこには、私より身長が低い男性が、太刀川さんの後ろに立っていた。

それより___




「風間・・・?」




太刀川さんが口にしたその名前は、兄さんの友人と同じ名前だった。



***

出水君ハッピーバースデー!!(9/21)

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恵野(プロフ) - functionさん» コメントありがとうございます!あ、アドバイスですか!?原作の設定をしっかり理解出来ているなら、大丈夫だと思いますよ!差し支えなければ、貴方様の作品を見に行かせて頂いてもよろしいでしょうか?陰ながら応援してます! (2020年5月24日 17時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
function - とてもおもしろいです!引き込まれます♪私もワートリの二次創作小説を書いているのですが、何かアドバイスいただけないでしょうか。 (2020年5月24日 17時) (レス) id: a26c61826f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恵野 | 作成日時:2019年3月3日 19時

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