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桐絵に「いい加減玉狛支部に遊びに来なさいよ!!」とちょっと良く分からないことを言われたので、休日に行く事になった。
「・・・久しぶりだな。あ、確か荷物そのままだ」
だから桐絵は私を呼んだのかな、と自己解釈をしてノックをする。
・・・。
もう一度ノックする。
・・・誰もでない。
しかも開いている。いいのか、それ。
しかし、ずっと外で立ったまま待っているなんてのは嫌なので、上がらせて貰おう。元々住んでいた場所なんだし、久しぶりの帰宅って事で。
扉を開けると___
「お。やっと来たな〜」
「失礼しました」
「いや待って閉めないで!?確かに今小南は不在だけど、来たら中に入れておいてくれって言われているから!?」
開けた途端目の前にいたのは迅さんだった。
・・・なんで桐絵いないの。
「私、迅さんと二人きりなんて嫌です」
「いや、他にもいるよ?」
林藤さんかレイジさんか陽太郎がいるんだろう、と中に入る。
・・・女物の靴。
「迅さん。ついに女遊びがエスカレートしたんですね、見損ないました」
「なんでその解釈になった!?・・・あ、そうだ。Aちゃんには言ってなかったかな」
なんだ。彼女ができたっていう惚れ話は聞かないぞ。
迅さんに着いていって、懐かしの景色を進む。
「ただいま〜。みんな、お客さんだ〜」
迅さんが扉を開けて、先に入る。
そこにいたのは___
「迅さんお帰りなさい!・・・あれ、お客さん!?」
「そうそう、お客さんのAAちゃんだよ。Aちゃん、玉狛支部には、新たなメンバーが入隊したのだ〜」
「どうも」
眼鏡をかけた女性と、イケメンと呼ばれる類いの男性がいた。
林藤さんとレイジさんと陽太郎はいないの・・・?
「あ、えっと・・・、AAです」
「噂に聞いてますよ〜、唯一のS級隊員の女の子だって!あ、私『宇佐美 栞』っていいます!十四歳です!宜しくお願いします、A先輩!」
「俺は『烏丸 京介』です。十三歳です。宜しくお願いします、A先輩」
お、おぉ・・・。中々フレンドリーなんだね・・・。
「宇佐美はオペレーター、京介は
「えっ、隊作っていたんだ・・・」
私も隊に入りたいし作りたい・・・。でも、黒トリガーを手放す気はさらさらない。
桐絵・・・、羨ましいな、この。
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恵野(プロフ) - functionさん» コメントありがとうございます!あ、アドバイスですか!?原作の設定をしっかり理解出来ているなら、大丈夫だと思いますよ!差し支えなければ、貴方様の作品を見に行かせて頂いてもよろしいでしょうか?陰ながら応援してます! (2020年5月24日 17時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
function - とてもおもしろいです!引き込まれます♪私もワートリの二次創作小説を書いているのですが、何かアドバイスいただけないでしょうか。 (2020年5月24日 17時) (レス) id: a26c61826f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恵野 | 作成日時:2019年3月3日 19時