スロット�� ページ45
バン、バン。
大きなカジノの中で、銃声が響き渡る。
ダクトからまたターゲットが出てきやがったんだ。
フツーの化け物。
頭に狙い撃ちをする。
『コインコイン…………………………』
ずっと探していた。
すると、倒したターゲットのカバンに、コインが入っていたのだ。
きっとコイツ。
人間の時はカジノ好きだったのだろうか。
まぁ。
私の運が強いのだろうか………？？
私はスロットをした。
マークがそろったら…………………………
『コインがそろうハズ。』
コインを入れて、ボタンを押す。
クルクルと可愛らしい効果音と共に、マークが出てきた。
…………………………
『そろわなかったし…』
コインが返却された。
もう一度、だ。
『あ！』
やっととまでとはいかないが………
意外に早くそろい、大量の金コインがドババァッと出てきた。
これは…107グラム以上だろう。
『よいしょっと。』
とりあえず全部鉄の扉の前の皿にコインを置いてみる。
だが、キッチリ107グラムじゃあなきゃあダメなようだ。
しっかたないなァ〜………
『コレでいいでしょォ…………………………』
ピーッ。
音がなり、鉄の扉を開けられるようになった。
私はその部屋に入った。
フツーにここもポーカーが主役の部屋だ。
すると、まただ。
『これは…………………………メモ、かな？』
殴り書きで書かれた一つのメモ。
私は、メモを取った。
これもまた、血がついている。
それでも、読んでみようと思った…………………………
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作者名：ダラチュナ | 作成日時：2019年3月18日 19時
