8 【蠢き】 ページ10
『おはようございます、リゾットさん』
リ「おはよう……昨日何時に寝たんだ?」
『4時です』
リ「まだ寝ててもいいんだが……」
『いえ。大丈夫です』
私は朝食を作っていた。
メイド服をきて。
私はもう、いち早く朝ごはんを一人でつくって食べた。
卵がムシムシのサンドイッチ。
それと、特製のレモンティーを飲んだ。
静かなのは大好きだ。
リ「そうか……無理だったらいつでも言ってくれ」
『大丈夫です』
私はリゾットさんにコーヒーを差し出す。
するとリゾットさんは飲んだ。
リ「上手いな……お前、本当にただのメイドか?」
『そうですよ、褒めていただきありがとうございます』
すると、階段からドスドス音が聞こえてきた。
プロシュートさんだった。
『プロシュートさん、おはようございます』
プ「…………………………」
不機嫌そうな顔をしているプロシュートさん。
私は何故不機嫌なのか考える。
プ「前から思ってたんだが、一ついいか?」
『えぇ、遠慮なく』
プロシュートさんはこちらへ近づいてくる。
リ「!?プロシュート……!?」
プ「今ここで、A、死ね」
私が使っていた包丁を、プロシュートさんはギュッと握り私に向けた。
銀色の刃が光っている。
『………何か気にくわないコトでも?』
プ「ッたりめぇだろ、大有りだぜ」
リゾットさんは困惑している。
他のメンバーも起きてきて、とまどっている。
私は無表情のままだ。
プ「何が気に入らねぇか分かってるか?テメーのその考え方だ」
『考え方……例えば何でしょう?』
プ「人の言うコトしか聞かねぇ、気に入らねぇ態度しかしねぇ、ペコペコしやがって……」
プロシュートさんは包丁を持ったまま私に近づく。
プ「この場で死んでくださいっつたら死ねるんだろ?あ?」
『…………………………
――――――――私は――――――――
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