20 【唐突に】 ページ23
『こんな品のないブスですが、私でよかったらどうぞ!』
ーーーーーーーなんて言ってこの次の日。
私は世間でいうリア充、となったのだが、そんなに実感が湧かないのは気のせいだろうか。
彼も任務とか弟分のお世話だとか忙しいからな。
私は部屋で一人ため息をついていた。
仕方、ないよね。
私は小説を読んでいた。
『はぁ…………』
すると、パソコンから文字が出てきた。
『あら』
小説を閉じて、パソコンを見る。
文字がカタカタゆっくりと出てきた。
《ゲンザイ》
『……………現在?』
現在。
それで止まっている。
私はもう一度小説を読む。
だが………………
『っ、何なのよッ……』
私はパソコンをもう一度見る。
《ゲンザイ、ゴゴサンジジュウロップン、ヒットマンチームノニメイガユクエフメイ》
『……現在、午後三時十六分、暗殺チームの二名が行方不明、ですって??』
ここに入団している二人が行方不明に?
誰だろうか。
私は考える。
だがしかし、全く分からなかった。
『任務……私のパソコンに流れてきたという事は?私の任務?』
二人とは誰だろうか。
分からない。
少しだけ不安になってきた。
私は任務用の服を着る。
『さぁ、任務に行きましょうか』
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