No.39 ページ41
｢此処だ｣
織田作と時祢は、或る洋食店の前に居た。
訓練が終わった後太宰の任務が終了する迄時間が余ったので、織田作が連れて来たのだ。
時祢は店の看板を見上げる。
｢�爛侫螢ぅ瀬爿瓠�｣
｢嗚呼。俺は此処の咖喱を週三回は食べてる｣
織田作が時祢の手を引いて店に入る。
すると店主が顔を出し、人の良さそうな笑顔で二人を迎えた。
｢織田作ちゃん、いらっしゃい。お、そっちの子は…前に云ってた子かい？｣
｢嗚呼、友人の妹だ｣
｢太宰時祢｣
｢良く来たね。咖喱食べてくかい？｣
｢嗚呼、二皿頼む｣
｢はいよ。嗚呼、子供たちは皆二階にいるからね｣
そう云って咖喱を作りに行った店主。
織田作は時祢を見た。
｢時祢、此処の二階に子供たちが居るんだが行くか？｣
｢子供たち？｣
｢嗚呼。歳は時祢より幼い子も居るし、同じくらいや少し年上も居る｣
｢…行く｣
時祢の返事に織田作は頷き、二人は洋食店の上階に在る居住空間に向かった。
そして子供達の居室の扉を開くと同時に、織田作は時祢を少し後ろに引っ張った。
先に織田作が入り、同時に子供達による攻撃が開始した。
其の様子に時祢は少し目を瞬かせた。
最終的に織田作による拷問という名の擽りによって最年長らしき少年が降伏した。
織田作は時祢を手招き、子供達の視線が時祢に向いた。
｢織田作、その子誰だ？｣
｢俺の友人の妹だ｣
｢太宰時祢。齢は八で、ポートマフィアに所属してる｣
瞬間、子供達が目を輝かせた。
将来はマフィアになりたいと豪語する彼等にとって、自分達と歳が近いにも関わらず現役のポートマフィアである彼女への興味は計り知れない。
子供達に詰め寄られ、落ち着いて応じながらも少し柔らかい雰囲気を出している時祢に織田作は静かに微笑んだ。
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麗葉 - 大好きすぎて気づいたら四回も？読んでました(笑)体調に気をつけて頑張ってください！ (2023年5月2日 21時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 猫好きさん» 本当にそうよねえ奥さん←←もう先生は私を苦しめようとして来てるとしか思えないですよ…小学校卒業して「よっしゃマラソン大会無い！」からの長距離走があった絶望感…(´・ω・`) (2019年1月1日 23時) (レス) id: 424c23822c (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - ホントですよ…マラソン大会とかは真面目に荒そうかと思いましたよ…ホント、やぁねぇ奥さん← (2019年1月1日 20時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 猫好きさん» 大丈夫ですよ！立ち眩みは現在学生の私でも日常茶飯事ですから…………orz 体育の長距離とか本当にもう……………………殺しに来てますよ…(´・ω・`) (2019年1月1日 14時) (レス) id: 3546326a0b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 1km全力疾走？アハハ…知らないの？僕ヒキニートだから歩くだけで立ち眩みするのw( °∇^)］ (2019年1月1日 13時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2018年8月14日 11時
