第２章 ３話 ページ32
ぶつぶつ呟いていると、不意に扉がノックされた。
――コンコン！
その音で、私は我に返る。
『……あ、どうぞ！』
扉をノックした人は、失礼しますと一言詫びて扉を開けた。
？「先程、ナイトオブワン様からシルヴィア殿下がお戻りになられたと聞きました。
その時に念のため、シルヴィア殿下を精密検査しておけとナイトオブワン様に言われたので、御向かいに上がりました」
丁寧な口調で話すこの人は、確か純血派のキューエル＝ソレイシィとか言ったっけ。
ナンバー２だか、ナンバー３だって言われてる人だよな。
『精密検査、か……。
とりあえず、その検査する場所に行こう』
ヴァルトシュタイン郷がそう言ったってことは、話しは進んでるんだろうし。
キューエル「はい。
場所は特別派遣嚮導技術部と言ったところであります。
あそこは、今大学の方へ移ってますが問題はありませんので、ご安心を」
そう言って、キューエル郷に大学まで連れて来られ、私は精密検査を受けている。
『……なんか疲れた』
セシル「大丈夫ですか？
シルヴィア副総督」
心配そうにセシルさんが、話しかけてきた。
まさか、精密検査の担当の人がセシルさんだなんて吃驚したよ。
『あ、はい。
お気遣いありがとうございます』
私がそう言うと、何故かセシルさんは慌てる。
しかも、顔を真っ赤にして。
セシル「い、いえっ。
そんな……シルヴィア副総督にお礼を言われるなんて……」
え、何？
何でセシルさん、顔隠してるの？
その時、ウィーンと扉が開く音がし、誰かが特派に入って来た。
？「こんにちわ！
只今、戻りました」
ん？
この声って……櫻井さんボイス!?
セシル「あら、スザク君？」
復活したらしいセシルさんが誰かと話している。
……って、今スザクって言った？
スザクってウザク呼ばわりされてるあの、スザクなのか!?
はぶかれるのが嫌なのか、シルヴィアはセシルに尋ねた。
『セシルさん、こちらは？』
セシル「あ、自己紹介がまだでしたね。
こちら、特派のデバイサーの枢木一等兵です」
セシルがスザクを紹介すると、それに倣うようにスザクは姿勢を正す。
スザク「特派所属の枢木 スザク一等兵であります！」
スザクは、ビシッと敬礼をする。
『私はエリア11・副総督のシルヴィア＝ヴィ＝ブリタニアだ。
何かあれば、これから頼らせてもらおうか』
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シャドー(プロフ) - アオイさん» サイトは作成してないので、初投稿となりますよ〜。 (2015年11月18日 16時) (
レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - これって、ご自分のサイトで書かれていた小説ですか？ (2015年8月11日 21時) (レス) id: 9f1015688c (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - 綾女さん、メッセージありがとうございます！ 綾女さんもコードギアスの小説を書かれているのですね。私の場合は、こういう展開が欲しいから無理でもこんな設定をねじこんじぇえとぶっこんでるだけです(笑) これからも、更新頑張ります (*^_^*) (2015年1月18日 10時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
綾女(プロフ) - も〜最高にいけてます。私もプライベートでコードの小説を書いていますなが 、すごくしっかりした設定をお持ちで励みになりました。なんだか頑張れる気になりました。これからも投稿を楽しみです。 (2015年1月17日 20時) (レス) id: 8f58d3e450 (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - 来美さん、メッセージありがとうございます！ 更新、頑張ります (2014年12月22日 12時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャドー | 作成日時：2014年6月6日 4時
