探偵と舞う蝶 【おしりたんてい✕鬼滅の刃】弐

四十五話　ベリーside ページ22

鬼の頸は既に斬られていて




頸を斬った張本人らしき女の子は黙ってこちらを見ている




ベ「え、えっと…ありがとうございます…？」




？「………(硬貨を取り出す)」




ベ「？」




？「ﾋﾟｰﾝ(硬貨を投げる)」




ベ「お、お金…？」




女の子は硬貨のようなものを投げてキャッチした




？「(…裏)」



ベ「あ、あの…」



？「…大丈夫だった？怪我はしてない？」



ベ「え？」



急に女の子が喋りだして、思わず驚いた



ベ「だ、大丈夫ですわ。貴女は一体…？」



？「…私は栗花落カナヲ。」



ベ「栗花落カナヲ…？」



カナヲちゃんと名乗る女の子の服を見ると、何だか見覚えがあった



ベ「貴女、もしかして鬼殺隊？」



カナヲ「…うん。…鬼殺隊、知ってるの？」



ベ「ええ、まあ。私の知り合いに貴女の髪飾りの色違いのものをつけている子がいて…」



カナヲ「！その子って、なんていう名前？」



ベ「え？胡蝶Aちゃんだけど…」



カナヲ「！？Aの友達？」



ベ「え、そ、そうだけど…」



カナヲ「私の師範の妹がA。」



ベ「えええええ！？」



カナヲ「ちょっと、蝶屋敷…今から行ける？」



ベ「別に構いませんが…」



カナヲ「なら、良かった。ちょっと目隠しと耳栓するよ？」



ベ「え？は、はい…。」



何故か私は目隠しと耳栓をされ



おんぶされながら蝶屋敷へ連れてこられた




？「あら、カナヲ。おかえりなさい！」



？「カナヲ、おかえりなさい！その女性は誰ですか？」



ベ「あ、はじめまして。私はベリーと申します。」



？「ベリーさん？Aさんのお知り合いですか？」



カナヲ「Aの友達らしいよ。」



？「Aさんのお友達ですか？！」



？「すごく綺麗な人ですね！」



？「男性じゃなくて良かったです…」



ベ「えっと…皆さんは…？」



カナエ「私は胡蝶カナエよ！」



胡「私は胡蝶しのぶです！」



アオイ「私は神崎アオイです！」



きよ「私は寺内きよです！」



すみ「私は中原すみです！」



なほ「私は高田なほです！」



ベ「ぜ、全員ご丁寧にどうも…」



胡「ところで、Aとはどうやって知り合ったんですか？」



ベ「ああ、前にAちゃんが髪飾りを落としてしまって、それを私が拾って…」



カナエ「それで、Aは変な男には絡まれてない？」



ベ「え、ええ…」



この後、Aちゃんに関して色々質問攻めされましたわ…(-_-;)

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