紅月のファン一号は今日も今日とて忙しい【あんスタ】

１５話 ページ16

嵐のようにきて、嵐のように去っていった大神さん

舐められた手はハンカチで拭いた

そして、何故か横でニヨニヨと笑っている親友


「大神さんも落ちたかぁ･･･可哀想に」

「何に落ちたの？」

「なんでもないよ、Aちゃん」

「そっか･･･は！！いけない！！紅月のライブがあるんだった！！」


散らかしたゴミなどを片づけて、バッグを掴み取る

コインロッカーに荷物預けないといけないし、時間は少ない


「Aちゃんは慌ただしいなぁ、シンデレラみたい」

「･･･えへへ、恋するシンデレラは忙しいのよっ！」


いざ、出陣である！！待ってろ蓮巳さん！！







「恋するシンデレラ、かぁ･･･そんなこと言ったらバレちゃうよ？



　相手なんて、あなたの王子様しかいないって分かってるんだから」




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あんず「シンデレラの相手には、お姫様がいてもいいと思うの」

大神「･･･犬も居ていいと思わねぇ？」

明星「俺はガラスの靴があればいいかなって！」

遊木「あははっ！いくらなんでも、ガラスの靴とは結婚出来ないと思うよ！」


氷鷹「無理だ、この会話についていけない」

衣更「それが正常だと思うぜ･･･」

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