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僕は人の記憶に残れないby沙羅 ページ34

沙羅「どこだここ…」

僕の名前は折原沙羅。この学園に通っている小坂礼美の従兄弟だ。そんな僕は今絶賛迷子中だ。
礼美に会いに行った後、校内をふらふらしていたら…と言うことだ。

沙羅「あっ」

向こう側から誰か来る。あの人に聞いてみよう。

沙羅「すっ…すみません」

全く自慢ではないが、僕は人と話すのが苦手だ。

カズキ「なに?」

沙羅「実は道に迷って…」

名も知らない彼は、丁寧に道を教えてくれてなんと、連れていってもくれたのだ。

沙羅「ありがとうございます」

カズキ「いいよ、礼なんて。俺はここに来たばかりだから、わからないことも多いけど。俺はカズキ。お前は?」

沙羅「僕も最近ここに来たんです。あっ、僕は折原沙羅っていいます。宜しくお願いします、カズキ…さん?」

カズキ「呼び捨てでいいよ、沙羅。新入り同士仲良くしよう」

僕に初めての友達と呼べる人ができた。でも…

沙羅「カズキ、僕と目を合わせて」

それは本当に少しの間の友達。僕は人の記憶に残れない。そういう力だから。

目を消す

それが僕の力。なかなか制御できなくて、『見たことあるし、話したこともある。でも名前が出てこない』みたいに人の記憶の中で中途半端に残っている感じだ。
ならいっそ、僕となんて会っていないように記憶を変えてしまおうと考えた。そう、全てなかったことに…

バタッ

カズキが倒れてしまった。僕の力をまともにくらうと、脳が記憶の整理を出来ず、倒れる人が稀にいる。

沙羅「保健室に運ばないと」

この時僕はまだ知らなかった。保健室で目覚めた彼に僕の力が効いていなかったことを。

*.・*.・*.・*.・*・.*・.*・.*・.*
すっっっっごく遅れました!!すみません
カズキ君はこんなのでいいのでしょうか?
カズキ君、次お願いします♪

記憶 byカズキ→←忘れられてた。byサノ



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ひみ(プロフ) - お久しぶりです。これを書いてたのが小学生の頃。今はもう高校生。時間が過ぎるのはとてもはやいですね。お久しぶりです。エネハです。 (2017年10月12日 18時) (レス) id: 14b12d0d82 (このIDを非表示/違反報告)
遥歩(プロフ) - 織人さん» だいぶ遅れました、そんな感じです (2017年6月1日 6時) (レス) id: 52d35d8905 (このIDを非表示/違反報告)
織人(プロフ) - 遥歩@復活。さん» 返信遅れて申し訳ないです。過去話の話し合い是非させていただきたいです!ゆくゆくはそれを小説に…?という形でしょうか? (2016年11月15日 22時) (レス) id: 6a1f557561 (このIDを非表示/違反報告)
遥歩@復活。(プロフ) - 織人さん» 僕のキャラと貴方のキャラの出会いと、入学までの過去のお話を (2016年1月9日 22時) (レス) id: e3b0216a0e (このIDを非表示/違反報告)
織人(プロフ) - 遥歩@復活。さん» うちのキャラがすか? (2016年1月9日 21時) (レス) id: 24be0235c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽炎学園 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年11月3日 20時

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