ＴＲＡＨＩＳＯＮゲーム [カゲプロ]

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冷たく言い放つと、モモはびっくりした顔で私を見た
他の人も、例外じゃない






あ「立ち止まって終わるんだったら、とっくにやってるよ。でも、終わらないよ！！こうしてる間に、犯人はどんどん人を殺すかもしれないんだよ・・・」








拳に力をいれ思いっきり握る
怖いし、冷静を保つのだって辛いんだよ・・・









あ「モモだけ辛いなんて言い方すんな。皆辛いんだよ！！だけど、立ち止まるわけにはいかないじゃないか！！これ以上仲間を見殺しにしていいわけ？モモはそれで満足なの？」







如月「・・・そんなわけ・・・・」








あ「なら、今は弱音を吐くな！！これが終わったらいくらだって聞いてやる。だから、今は泣くな」









久しぶりに大声で叫んで、息切れが止まらない
シーンと静まり返った中で、









あ「ほら、早く調査しよう」








と、先頭切って私はリビングから出て行った







・・・まずは、キドの部屋から見ていこうか






キドの部屋を開けて見る
整頓された部屋、先程まで使っていたんだろうな







あ「ここに何かないか・・・」








机の上には、料理雑誌が置いてある








あ「キド、皆のためにできること考えてたんだ」







明日はこれとか、今日はこれにとかメモを書きながら付箋を貼っている
どこまでも、皆のことを考えていた人








あ「・・・」








ここには、何もないかな・・・







しょうがない、次行ってみるか・・・

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