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ケンジロー「おいおい、随分と手荒な真似をしてくれたもんだなあ・・・」


感動的なシチュエーションが気に食わないような、呆れた声で言う
私たちは、そいつに向き合って睨みをきかせた



キド「父さん・・・じゃないな」



ケンジロー「まあ、役者は揃った。今回はここまでにするか」



マリー「今回?」



ケンジロー「ああ、そうだなあ・・・一つ物語でも聞いてくれよ」




そう言って淡々と話し始めるそいつの言葉を映し出すように、すべてのテレビに電源がついた




ケンジロー「昔、孤独に森の中に住む一人の少女がいました。少女はある日、一人の少年と出会ったことで森から抜けてたくさんの人が住むここへ来た」



ケンジロー「それから、少女の周りはたくさんの仲間ができた。だが、それも一瞬で壊される事件が起こったのです。さて、いったい誰のことかな?」




マリー「っ・・・」




ケンジロー「この物語のネタばらしを言うと、お前らがこうして集まったのは偶然じゃねえ。全部女王である蛇に集まるように本能的に仕向けられている。そして、それは女王の願いでもあった」





マリー「願いって・・・」




ケンジロー「もう一度皆と過ごしたいと、バカみたいに願ったんだ、女王。あんたが、この悲劇を作り出しているんだよ。お前が望まなきゃ、こんなことにはならねえんだ」




マリー「ち、違う・・・私は・・・」




取り乱すもこもこさんのそばにつなぎ目さんがそばにつく
あれは、自分のポケットから拳銃を取り出した




如月「なんとかできないかな・・・」




エネ「そうですね、まずはあいつの動きを止めてから・・・」



後ろからアイドルさんと水色さんの声が聞こえる
と同時に、前からバンっという銃声が瞬きをした途端私の頬をかすって後ろへ流れていった




コノハ「うぐ・・・」




後ろを振り返ると、白髪さんが二人の前に立ってお腹を押さえていた






そいつは白髪さんのところまで来て白髪さんの髪を掴んだ




ケンジロー「そういや、お前も俺と同じだったな。友達とあそびたいって、・・・もう消えるがな」





その手から、侵食されるが如く黒い蛇のようなものが白髪さんを覆い尽くす
抜け殻のようになった白衣の人はその場に倒れ、代わりに高笑いする黒い人がいた

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ペンネグラタン(プロフ) - また、何処かで。がいいです!! (2016年11月25日 23時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
コロロン - とっても良くて…は、鼻血が…w最後はカッコよかった!! (2016年1月11日 21時) (レス) id: ffe2c6c2a2 (このIDを非表示/違反報告)
カノ好きno1 - 泣ける (2015年2月26日 20時) (レス) id: 2cfa1c9c94 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - もう作家になってください!すっごい楽しかったです! (2015年1月7日 1時) (レス) id: d53753f4b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルフィ - ぼろ泣きなう((奥が深い… (2014年12月6日 9時) (レス) id: eaaa75aa6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柴犬 | 作成日時:2014年9月14日 18時

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