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24.「赤」 ページ26

サツキside

自分達の目の前には、まず黒い女の子…でしょうか?が、一人で歩いている映像がありました。

サツキ「こ、れ は…?」
シンタロー「オレの記憶じゃない。恐らく、能力そのものに染み付いた記憶だ」

能力、そのものに…
サツキ「まるで、能力自体が『何か』であるみたいじゃないですか」
アオイ「その通りなんだろう。私達の命になれるんだからな」

いつの間にか画面には家が建ち、白い男の人と白い女の子が映っていました。
黒い女の子はどうなったのでしょう…

黒い女の子「お、おいお前ら、何をしている?」

…へ?今まで聴こえなかった音が聴こえるんですが。

黒い女の子「質問に答えろ。何を、している?」

映像が止まり、アオイと赤ジャージさんはほぼ同時に振り返りました。

アオイ「…分かっている事を訊くな。私はアオイと言う」
サツキ「ちょっと良く分かってませんが…ああ、ボクはサツキです」
シンタロー「どうせ能力だろ。オレはシンタローだ」
黒い女の子「今、能力と言ったか!?…あ、ああ、私は、アザミ、と言う」

不思議な喋り方をする人ですね。
まあ、なんと言うか、可愛いです。

アザミ「お前ら、その『蛇』は何処で手に入れた?」

蛇?…ああ、能力でしょうか。

サツキ「まず、テロで…いや、飛び降りて?ボクとアオイは、えーと…、」

まずいですね。
記憶が混乱しているようです。

「…赤…」
「!」
誰の呟きでしょうか。
そう、そうだ。赤い、赤い…

「「「夕焼けの中で…赤いマフラーの人が、…笑っていた」」」

強烈なイメージ。
自分の人生が180°回った時。

アザミ「掛ける…!」

ああ。そんな感じだったね、あの人。

大切な人を、ずっと、見守っていた。



きっと。

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作品ジャンル:アニメ
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夜行* - んんんやばいキャラに合いすぎてますわ…(アッ彼奴です話してくれたやつです(わからない()間違ってたらごめんなさいノ;uωu) (2017年2月21日 17時) (レス) id: 391b6a4cc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一夏 白 | 作成日時:2017年2月20日 17時

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