23.「黒」 ページ25
アオイside
「誰だっ!?」
三人の中で誰ともつかぬ声があがる。
???「こんにちは!氏ね!」
シンタロー「ファッ!?」
こいつら何なんだ…
???「まあいい。このまま終わらせてもいいが、どうせなら己の無力を全身で嘆いて…だな」
サツキ「さっきから…何なんですか?ボク達はみすみす命を落とす気はないんですが…」
口調こそ静かだが、相当困惑、もとい怒りを含ませている。
???「あァ。いいだろう、『イレギュラー』共」
長い譚が始まる…
シンタロー「…いや、それには及ばねえよ」
アオイ「…どういう意味だ?」
シンタロー「後でそんなもんはいくらでも見られる…まずはこいつが邪魔だ」
シンタローさんがそう言った途端、サツキが動いた。
???「…!?」
瞬間移動したサツキに重い一撃を加えられ、黒い塊が吹っ飛ぶ。
アオイ「畳みかけろ…右に回避!」
私は、能力が使える様になっていた。
アオイ「左、足払い、立ったら鳩尾」
反射速度はサツキの方が上回っているし、危なくなったら能力で回避出来る。
黒い『敵』はやがて動かなくなった。
アオイ「済まない、サツキ」
サツキ「良いんです、でも…」
「「か弱い乙女を戦わせるなんて」」
シンタロー「す、すまない…」
アオイ「まあいい。それより、彼奴の話の代わりになるって言うのは?」
シンタロー「オレの目を見ろ。
そして、能力を使え」
言われたその通りにする。
すると…
私達を取り巻く『セカイ』が、目まぐるしく色を変え…
「映写」室の様になっていた。
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夜行* - んんんやばいキャラに合いすぎてますわ…(アッ彼奴です話してくれたやつです(わからない()間違ってたらごめんなさいノ;uωu) (2017年2月21日 17時) (レス) id: 391b6a4cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一夏 白 | 作成日時:2017年2月20日 17時