16.「女子会part2」 ページ18
サツキside
「『百合』っていうのは、女の子が女の子を好きになるって事です!」
言いました。言いましたよボク。
あの純真オーラに当てられながら、それでも言いました!
反応は…?
モモ「うわあああああ!!!!!!!!なんてこと言うんですか!!!!!」
鎖国さんの方が反応しましたね。
ですが、ふわもこさんの方は…?
マリー「う〜ん?よく分からないなあ…
ねぇ、その女の子が女の子を好きっていうのは、私がモモちゃんの事を『好き!』っていうのとはちがうの?」
…え?
いやいや今なんて言ったんですかボクの耳には鎖国さんが好きとか好きとか好きとか聞こえたんですが。
アオイ「…それは、友達として、か?」
しかし、その後のふわもこさんの返答は先の発言よりよほど衝撃的でした。
マリー「ちがうよ?」
そんな言葉に、鎖国さんへの優しい抱擁を添えて。
一同「「「!?」」」
鎖国さんは固まってしまっています。
…でも、分かりました。
ふわもこさんの、鎖国さんを見る優しい目。
キド「なな、何だ?どういう事だ???」
団長は凄く顔を赤くして慌てています。
かわいい。
エネ「あ〜…これは、アレであって、ソレではないんですね?」
アオイ「だろうな。団長さん、安心してくれ。色恋情欲恋慕の情、そんな物じゃあないんだろう?」
マリー「…?」
サツキ「表現がおかしくて分からない、って顔してますね。ボクが代弁すると、これはつまりーーー
恋人ではなく、夫婦…いや、家族、ですね。でしょう?」
マリー「は、はい!」
ふわもこさんはどこまでも純真なようです。
団長は…知っているけれど、慣れない。
鎖国さんもそんな所でしょう。
エネ様…さんだけは、こちら側に近いんでしょうか。
ともあれ、ふわもこさんは肯定しました。
…少し残念だなんて思ってませんよ?
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夜行* - んんんやばいキャラに合いすぎてますわ…(アッ彼奴です話してくれたやつです(わからない()間違ってたらごめんなさいノ;uωu) (2017年2月21日 17時) (レス) id: 391b6a4cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一夏 白 | 作成日時:2017年2月20日 17時