one ページ1
sideシンタロー
いつも通り、部屋に籠ってPCで遊んでいた。
すると、とあるサイトで、オレにフレンド申請が届いた。
エネ「ご主人にフレンド申請来るの珍しいですね」
シン「そうか?」
まあ確かに、このサイトで来るのは珍しい。
白パーカー『赤ジャージさーん、フレンド申請したんでお願いしまーす』
赤ジャージ『了解。タメOK』
大抵の奴は、オレの即レスに驚く。
タメOKなのは、なんとなく。
オレが敬語苦手だから。
白パーカー『わかった。あっくんはこのサイト歴何年?』
あっくん……?
エネ「ご主人、この方、なかなかフレンドリーです」
赤ジャージ『あっくん……? 一応半年。そっちは?』
白パーカー『赤ジャージだからあっくん。私はつい最近だよ。2週間前くらいからかな。私のことは好きに呼んで』
こいつもなかなか返信が早い。
オレの言うことを予測しているのだろうか。
エネ「ご主人、しーちゃんにしましょう! しーちゃん!」
シン「何でだよ」
エネ「白パーカーだからですけど?」
シン「そもそも、女かどうかわかんないだろ」
エネ「私って書いてますよ」
私イコール女とはならないと思うが。
赤ジャージ『ならしーちゃん』
白パーカー『何故(笑)』
赤ジャージ『白パーカーだから』
エネに言われた通り返信すると、ものすごいアホに思えてくる。
白パーカー『あっくんは何歳? 平日の昼間から浮上してるなら、相当暇人?』
こいつ、ぐいぐい来るな。
赤ジャージ『18。暇人』
白パーカー『18なら高校生? 学校は?』
赤ジャージ『中退。そっちは?』
白パーカー『想像に任せる』
なら20代にしてやろう。
若く見積もってんだから文句はないだろ。
赤ジャージ『20ぐらい?』
白パーカー『そんなオバサンだと思ってるの? あっくん面白いね』
オバサン?
20代はオバサンか?
白パーカー『14から17歳のどれかだよ。20の人間があっくんとか言ってたら笑うでしょ(笑)』
確かにそうかもしれない。
赤ジャージ『っていうか学校は?』
白パーカー『内緒。とりあえず、これからよろしく』
教えてくれねーのか。
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真ん中さん - 続きがでてきたぁぁぁあ!o(>∀<)o (2018年1月17日 22時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
全国有数@タロス廃 - うん!がんばれ (2017年8月14日 18時) (レス) id: 63fe9b3e36 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 全国有数@タロス廃さん» ありがとうございます。頑張りますo(`^´*) (2017年8月14日 13時) (レス) id: a8ce9eb597 (このIDを非表示/違反報告)
全国有数@タロス廃 - 面白いです。続き頑張ってくださいq(^-^q) (2017年8月13日 10時) (レス) id: 63fe9b3e36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月8日 17時