愛しい貴方4 ページ8
久しぶりに外に出たが前、外出したときと一切変わらなかった。
逆におかしい。あれから何年と経ったのに
何も変わっていない。
少しだけ、今の生活に違和感を覚えた。
そうだ。なんで私は、気づかなかったのだろうか。
メカクシ団だって、ぜんぜん老けていない。
成人にだって、なっていない、
何年も経ったはずなんだ、
皆、本当はもう...大人になっているハズなのだ...。
じゃあ、私が見ているあの人達は?
偽物?そんな能力を持っているひとなんて居たっけ?
分かんない。わかりたくない...
私の奥深くで...何かを拒絶している。
思い出したくない。
『...やっぱり、帰ろう。』
私達は、しばらく歩いて公園へついたが...
私は、気分が悪くなったので帰ろうと提案する。
「...うん。」
クロハは、少し名残惜しそうな顔をしてコクッとうなずいた
私は、クロハの手を引いてアジトへともどる。
きっと、皆帰ってきているハズだ
...私って、何かを忘れてるのかな?
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作者名:空飛ぶウニ | 作成日時:2023年11月16日 20時