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大好きな君1 ページ5
...君は、いつも俺に優しくしてくれるね。
命を助けてくれて、迷惑をかけて...メカクシ団を説得する
時だって、協力してくれた。
でも、君はいつからか...狂っちゃったよね。
『俺のことを誰にも見せたくない』って言って
部屋に閉じ込めた。
メカクシ団ももう居ない。
俺は、知ってるよ?Aが狂っちゃったことなんて、
能力のせいで死ねなくて...それでいて皆、おいて逝くんだもんね。
女王だって、とっくに亡くなっている。
もう、Aはすがるものがなくなっちゃったんだね。
でもね。俺も、Aのこと愛してるから...
俺も、Aに縋っていたいから...
だから、何も知らないフリをするね。
君が見てるのは、幻覚で、幻聴で...でも、君はそれに
気づかないフリをしているね。
でも、俺だけは...ここに居て、幻覚でも幻聴でもなんでもない。
いくらでも縋ってよ。
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作者名:空飛ぶウニ | 作成日時:2023年11月16日 20時