愛しい貴方1 ページ3
朝、1日のはじめにクロハを見る。
まだすやすやと眠っていて、とってもかわいい
クロハが起きるまで私は、クロハの体温を感じる。
ちょっと変態っぽいけど、ちゃんと本人から許可はとってある。
「ん...A?」
『あ、起きた...?おはよう』
私は、クロハに挨拶をした。
クロハも笑って挨拶してくれた。
寝起きだからなのか、まだぽやぽやしている。
一回に降りて、キドが作ってくれた朝ごはんを取りに行く
クロハをメカクシ団の奴らに見られたくないから
私とクロハは自室で食べる。
最初は、クロハも不安に思っていたようだが
次第に慣れたのか、何も言ってこなくなった。
「おはようA。クロハは元気か?」
『うん、元気だよ。それより、朝ごはんは?』
「あぁ、冷蔵庫の中に...」
『ありがと』
私は、冷蔵庫の中に入っていた朝ごはんを手にとって
自室に戻った。
他の人にクロハの話をされると...とても不快だ。
クロハを見て良いのは私だけ
クロハのことを考えて良いのは、私だけ。
ずっとそう思っている。
私は、クロハを愛する資格を持っている。
今は、落ち着いているとは言えど、彼らも元はクロハのことを
殺そうとしてた。
彼を失ったら、私は生きていける自信がない。
自死するだろう。
彼が居ない世界に、意味なんて無いのだから。
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作者名:空飛ぶウニ | 作成日時:2023年11月16日 20時