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大好きな君3 ページ11
外出してから、Aは少しだけおかしくなった。
前みたいに俺に縋ってこなくなった。
といっても、一緒には寝ているんだが...。
顔色もなんか悪いし、「大丈夫?」ってきいても『平気』としか
帰ってこない。
でも、何十年、何百年、君のことを見てきた俺は
少しの変化でも気づく。
だから、心配なんだ。日に日に顔色も悪くなっていって
でも、あいかわらず俺は、部屋から出ることを許されなくて...
悔しかった。Aに何もできないことが...
また、一人になっちゃいそうなんだ。
この温もりを、俺は二度と失いたくない。
離したくない。絶対に...。
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作者名:空飛ぶウニ | 作成日時:2023年11月16日 20時