11．セトさんごっこ：ノーマル書き注意 ページ9
「かーえーるーのーうーたーがー」
「き、きーこーえーてーくーるーよぉぉ」
「…………」
「聞こえたんだぁ今日も淡々とぉぉぉぉぉぉ」
「描いた今日、を待ってる、のォォォォ」
ガチャ、と扉を開くと、そこにはマリーとモモさんがいた。
「マリー、モモさんどうしたんすか、ご機嫌っすねえ」
「はい！セトさんごっこをしているんですよ！」
「せ、セトもセトごっこやらない？……あれ、なんか、わかんなくなっちゃった」
お、俺の真似ぇ！？
なんだその遊びは！！
もちろん断るしかないよね！やんわり断ろうか！
しかし、モモさんはマリーに耳打ちすると、
「マリーちゃんのお願いですよ！もちろんやりますよね！」
とモモさんが推してきて、
マリーは俺の顔を上目遣いで覗き込むと
「せと、やってくれる、よね？」と疑問形で聞いてきた。
ずっっっっっっっっっっきゅうううううううんっ！マリー、可愛いっす！！！
「決定ですね！」
おいぃ！俺は何も言ってないっすよ！
…断れないパターンまた来たか……しかもダブル……
「わ、わかったっす」
モモさん、ある意味尊敬するっす……
この一生の中で、俺が俺の真似をすることになるとは、微塵も思うことはなかった。
だが。
「じゃあセトは、シンタロー、の役をやっててほしいんだけど…」
本人を差し置いてシンタローさんをやるんすか……
「じゃあ、そのジャージを着てそこに座っててねっ！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ひゃあっ！冷たいっす！」
突然後ろから透明な液体の入った冷たいペットボトルを押し付けられた。
「くふふ、隙ありっすよ、シンタローさん！」
マリー、演技が上手い！可愛い！
「隙ありっ！」
どこからともなく声がして振り向くと、椅子の影からモモさんが出てきて、脇をくすぐられた。
「ひゃひゃひゃひゃ！くっすぐ、たいっす！ひゃめてくらさい！」
「やです！」
「やだよー♪」
気がついたらマリーも参戦してきていた。
しばらくやめてくれそうもない。
今日は、シンタローさんの気持ちが少しだけ、いや、ものすごくわかった。
ていうかここ、俺の部屋なんすけど…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
モモが押し付け上手になってしまうw←
あとセトsideにすると思ってることがシンタローになってしまう……((
てかセトとモモの出現率ェ……
関連作品ランキング５位あざす！！ランキングに入ったのは初です。感動しました((
12.炭酸おしるこは飲み物とは限らない！ver.2：ノーマル書き注意→←10.キド「任務最高！」：台本書き注意
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すみっしー - ヒビヤァwwwすっすwww面白いですね！ (2015年8月27日 23時) (
レス) id: 6ebd093f1d (このIDを非表示/違反報告)
うーちゃん♪ - ヒビヤ可愛い！！ヒビヤァァww (2015年4月27日 17時) (レス) id: 6e081121e0 (このIDを非表示/違反報告)
タロス - ｢っす｣ってつけるとわかりづらい時もあるのかwww (2015年1月10日 6時) (レス) id: b6577e74b7 (このIDを非表示/違反報告)
ウタ - あああああああああ桃おおおお勘弁してあげてええええええ (2015年1月8日 18時) (レス) id: 5918e34781 (このIDを非表示/違反報告)
みわっち(プロフ) - 即お気に入り登録wwwやべぇ・・・すっすっすっすっwwwww (2014年10月23日 21時) (レス) id: 69f3489fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真珠丸♪ | 作成日時：2013年6月23日 17時
