【銀魂】銀魂を知らない少女が銀魂世界にトリップしたw パート1

第３４話 この小説ご定番の… ページ41

桂side


あの人の事を聞き出し続け

早２時間半。←銀｢長すぎんだろｫ！！｣


桂｢名を…朱雀Aと言ったか…。｣


そう呟くと銀時は呆れた顔でこう言った。


銀｢…なぁ、いい加減に止めてくれないか。
お前のストーカー行為に協力する気はない。｣

桂｢それは無理だな。俺はあの女を幸せにさせてあげる使命があるんだ。｣
銀｢お前どんだけ惚れ込んでんだよ…(呆れ)

てか絶対俺と居た方が幸せだと思うぞその人。｣

桂｢ぐっ…何を言うか……──


《ヴーッヴーッ》

『ひっ…』

ん？押入れから声が…。


桂｢…そこに誰かいるのか？｣


その時俺は、
やはりあの人はコイツらの身内だったのか
という疑問に対しての答えが出るかもと思った。

この奥にいる…かもしれない()

途中、銀時達が必死になって止めていたが、
その行為は俺への答えの可能性をどんどん高めるだけだ。


ふすまを勢い良く開けた。が…


桂｢…何故だ…。｣

銀｢……ほ、ほら。防犯対策ばっちりだって言ったろ？｣


中はもぬけの殻だった。


〜〜〜

貴方side


ひいいい開けられた！見られたよね？
怖くて目瞑ったんだけどさ。
ここは乗り良く『見ｨ〜たｧ〜なｧ〜？』とでも言った方がいい？その方がいいか？！


…てか、全然ノーリアクションなんだけど。
軽く白けたみたいな感じになってる？？
何それ私超不利な状況からの対面じゃん！！

怖いけど…開けるしかな……え？


貴｢ここ…どこ？｣


あ…解る限り伝える。

何か…雲の上に居るみたい…。


貴｢嘘でしょちょっとおお！！

あれか、怖すぎて気絶してそのまま幽体離脱的なあれか！
我のチキンスキルは世界一ｨ！！

どうしよ…所持品スマホだけなんだけど…。｣


ん？スマホ？

あ、天使なら知ってるかも！
てか知ってて！お願いだから助けて！！

スマホを耳にあてた瞬間、バランスを崩す。


貴｢へっ？！あ…｣


落ちる……──


貴｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯｯ！！
超久しぶりこの感覚うううっ｣


あ…無理。気絶する……


『Aさん！Aさあああん！』

貴｢っるせぇ！呼んでないで助けろゴルァ！！｣
『もはやお願いじゃなくて脅迫！』


すると、何か柔らかいものに包まれる。


貴｢ア"ァ…助かった……。｣

『ごめんなさい…Aさんが物凄い怖がってるのでワープさせたら…』

貴｢このポンコツ！危うく死ぬ所だったわ！
何でこんな事したの！｣


『…言ったはずです。僕は貴方の味方だと。』

第３５話 天使に誘拐されてた→←第３３話 暇を持て余した天使との会話()

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