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幻*7 ページ10

翔一視点。

それからワシ等とアヤノは一緒にいるようになった。

ずっとずーっと一緒だった。


その時だったかな……?

あの三人を拾ったのは……。

『それがキド達ですね。』
今「せや。ワシはあんまし会ったこと無いから顔はわからん。」

その時ちょうどメカクシ団が出来て、
幸せだって思えた。
あの実験を行うまでは。

ア「どうしよう……。」
俊「アヤノ、どうしたの?」
ア「これっ……!!」
翔「何やねん……コレ……!!」

それは実験の計画だった。
貴音と遥を人造人間にするための。

ア「私っ……!!」
俊「落ち着いて、何か止める方法はある?」
ア「ない、無いの!」
翔「アヤノ……。」

ワシはただ、見てるだけしか出来なかった。
泣いているアヤノを見てるだけだった。

その日の夜、寝れなかった。
もしかしたら、アヤノがとんでもないことをやるのでは無いのかと考えて寝れなかった。

それは、暫くして、現実になった。

俊「翔一!!」
翔「どうしたんや……俊一。」
俊「アヤノが、アヤノが 何処にも」!!

アヤノがいない。

悪い予感しかしなかった。

in屋上

俊「アヤノ!!」
ア「俊一君?翔一君まで……どうしたの?」
翔「何してるんや!!!!そこから落ちたらアヤノは死,んでまう!!」
ア「それでいいの。」
翔「アヤノ……」
俊「……アヤノが行くなら、俺も行く。」
翔「俊一!!俊一まで行ったらワシ……」
俊「大丈夫、お前は、一人じゃない。

俺らがいる。

それに、お前には強いオーラを感じる。

大丈夫だ、お前は強い。

だから、精一杯、

生きろ……!!」

翔「俊一!!」

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設定タグ:黒子のバスケ , カゲロウプロジェクト , 今吉翔一   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:柚木@逃避者Y | 作成日時:2013年5月18日 22時

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