【黒バス】陽泉高校のマネージャー日誌

11日目 ページ12

｢俺ちょっと誠凛に用事があるから｣


『わたしも行っていいかな？


話したい人がいて』


｢あぁ｣



｢大我｣


｢辰也！｣


｢あ、君は｣


『こんにちは、黒子くん！


終わったらここに戻ってきてね』


｢あぁ｣


『それまでお話しよ！』


｢いいですよ｣


『でもこんな早くに再会するとは思わなかったな〜』


｢あ、えと…｣



『おめでとうございます


敦のことごめんね〜


気にしてないと思うけど』


｢ありがとうございます


そうですね、

でも彼のあのような態度は昔からなので｣



『…昔から？』


｢彼、帝光中出身で同じ学校だったんですよ｣



『…帝光中？？ってあのキセキの世代…』


｢はい、僕と彼もそうですよ？｣


『まっさか… 敦が？


黒子くんは今日のプレイみてなんとなくわかったけど

あの敦がキセキの世代なわけ…


え？？ほんとに？？？』


｢はい｣



『…まじか』



｢A、ただいま


戻ろう…ってどうかしたの？｣



『敦のこと、知ってたですか？』


｢えっと…？｣


｢彼女、紫原くんがキセキの世代なこと知らなかったそうですよ？｣


｢あぁ、そういうことか


え、知らなかったの？｣


『まったく』


｢同じチームのやつのことも知らないのか？｣


『うるさいわね！赤頭！


ってバカみたいな跳躍力の人！！！』



｢バカは余計だろ｣


｢｢え？｣｣


｢は？｣

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