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小｜中｜大｜と或る平和な日、敦はいそいそと事務作業にうちこむ国木田に質問を投げかけた。





「国木田さん、その手帳頁(ページ)無くならないんですか？」





「…む、敦には云っていなかったか。」




国木田はスッと立ち上がると、「付いて来い」と敦を引っ張った。
引っ張られるまま、敦は探偵社を出て二軒隣の古い木造の建物の中へ入った。



「おい、いるか(名前)」


国木田の声がして直(すぐ)に１人の女性が店の奥から
二つの三つ編みを揺らして出てきた。





「いらっしゃい！何でも揃っていますよ！」




＊


ずっとメモ途中だった小説をやっとこさ誕生させました第二弾

今回はあまり書かない国木田君です。
他のと並行させて書きますので、若しかしたら更新が遅れるかもしれません。


前作で行った投票で国木田君に投票してくださった方、有難うございました！
中也君や乱歩君もちゃんと書きます。

沢山のお気に入り登録、順位、評価、コメント有難うございました！
励みになります。

注意
・拙い文章ですので、まだまだいたらないところがございます。
・設定は一応立ててますが、一貫せぬところが所々あると思います。
・その他コメントしてくださったりすると喜びます。執筆状態：連載中