10話 ページ11
そうこうしている間に気づいたら殺せんせーが見受けられない。
あれ･････どこだ･････と見渡すと、
･･････････天井にくっついたタコ･････いや、殺せんせー･････
め、めっちゃビビってるじゃないですか!!!
「ビビってんじゃねーよ殺せんせー!!」(汗)
クラスがざわざわする。まあ･････うん。
殺せんせーが本の姿に戻った頃、(あれ奥の手らしい･････)
「直で紹介させてもらおう」といった彼が、
おーいイトナ!! 入っておいで!!
と言ったとたん･････
ドゴッ!!!
と音がして･････
『アｪｯｯｯ』
隣の席に壁を突き破りイトナが座った。
正直ビビった。
俺の席にもがれきがいくつかとんできて、めっちゃ危ないです。
「俺は･･･勝った。この教室の壁より強い事が証明された。」
それだけでいい･････それだけでいい･････とつぶやく隣の彼に、正直ドン引きしている。
《なんか面倒の臭いの来た!!(汗)》
さらにイトナの隣の赤羽さん･････？が、なぜ濡れていないのか指摘した。
そうだ、今日は凄い大雨だ。傘も差していない彼がどうして濡れていないのか。
もっともな指摘だったが、イトナは完全に無視し、
「おまえは･･･多分このクラスで一番強い。けど安心しろ。俺より弱いから、俺はおまえを殺さない。
俺が殺したいと思うのは、俺より強いかもしれない奴だけ。この教室では殺せんせー。
あんた･･････だけだ。」
そのとき、少し彼に睨まれたような気がした。
なんか･････と考え込んでいると、
「「「「「「兄弟ｨ!?」」」」」」という大きな声で意識を戻された。
『兄弟･････？』
考え込んでいて聞いてなかったが、
話の流れ的に、
『･････コイツと、先生が？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココア - 続きをお願いします (12月4日 16時) (
レス) id: 57ec6a6b1c (このIDを非表示/違反報告)
フルですが何か(プロフ) - 待ってましたぁぁぁ！更新されていて嬉しかったです！これからも頑張って下さい！ (2022年10月13日 16時) (レス) @page12 id: 954ab8f47c (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - はぇ…好き (2022年2月27日 22時) (レス) @page11 id: 2c794b2e82 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - 学校初日の時に朝読書でおんなじ本読んでただけなのに、なんかすごい小説家(絵師？)を友達にしてたみたいだな (2022年2月24日 17時) (レス) id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
らいらっく - チョコは世界を救う！ か...良い言葉だなぁ。チョコレートって牛乳とか全粉乳入ってなかったっけ？ (2022年2月24日 17時) (レス) @page5 id: ebaa0c5242 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とめーとー@カド松 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/kadomatu
作成日時：2021年11月29日 21時
