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そして高専に着き、教室へ向かうと

硝子が先に着いていたようで、暇だったのか黒板に落書きをしていた。


家「あれ、五条じゃん。こんな早く着くなんて珍しいねー」


五「あー、なんか早く目覚めた」



家「そうなんだ。それより五条さ、何かいいことでもあった?」




硝子がこんな事を言ってくる方が珍しいだろと思いながら別にぃーと空返事をした。


すると、硝子は何か閃いたような顔で



家「分かった。Aさん帰ってきたんだ」



と言ってきた。
特に嘘をつく理由もなかったから、まぁそうだけどと言うと


やっぱねーと硝子もニヤニヤとして席についた。



家「今の五条、数日前とは比べ物にならないくらい嬉しそうな顔してるもん。口元緩んでるの分かってないのかねー」



それに驚き、勢いよく口元を手で隠すと

硝子はケラケラと笑った。


家「はーおもしろ。五条本当にAさんのこと好きだよね」




一瞬、耳を疑った。
Aのことが好き...?


な訳あるかよ。



五「おい、冗談でも面白くねぇぞ」


家「え?自覚ナシ?五条絶対Aさんのこと好きじゃん。だよね夏油」


夏「うん、それは私もそう思うよ」


五「お前いつの間に来てたんだよ....」



気づいたら俺の後ろに立っていた傑も、硝子の言葉に同意した。

2人して笑えない冗談を言ってこないで欲しい。



家「本当に自覚ナシじゃん。五条、考えてみなよ。もしAさんが突然他の男と結婚するから五条家出ていきますーなんて言ったらどうすんの」


五「は?Aは家から出ていかねぇよ絶対」


家「もしもの話だって!もし、そうなったらどうするの、五条は」



夏「頭の中で考えてみなよ」

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かぶとむし(プロフ) - らるさん» コメントありがとうございます!確かに、何としても見つけ出しそうですよね笑更新頑張ります! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - オレンジ100%さん» コメントありがとうございます!神!?お世辞だとしても嬉しいです笑笑更新頑張ります!! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - 雨夜星さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(´・∀・`) (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
らる - もし家政婦やめたら何処までも追って来そうだね!(ゲス顔)たしかにこれは虐めたくなるわぁ〜 更新頑張ってください! (2021年2月23日 9時) (レス) id: 479d7ce450 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100%(プロフ) - えっ、番外編神では????とりあえず更新頑張って。 (2021年2月22日 21時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぶとむし | 作成日時:2021年2月14日 19時

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