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*




『悟様....今まで本当にありがとうございました。私はこのモブ男さんという素敵な男性のお嫁に行くので五条家は出ていきますね...』


モブ男「HAHAHA!!!!大丈夫ですよ、五条悟さん。Aはこれから俺が守っていきますから。役目交代です」


『きゃっ.....モブ男さんったら....男らしい....』


モブ男「HAHAHA!!」


『うふふふ.....』





*




五「危ねぇ、モブ男をぶち殺すところだった」


夏「モブ男...?」


家「ほら、不快な気持ちになってんじゃん。それが嫉妬ってやつでしょ」




悶々とした気持ちで考える。

もしこれが現実になったら......


なんか、やだなぁ。




家「はは、あの五条悟が恋に悩んでる...おもしれー」


夏「あの最強がね....」


五「うるせぇな!」




*



そしてその夜、夢を見た。





俺がまたAに「出ていけ」と言う夢を。




Aは少し悲しそうな顔をした後、家を出ていき
ある日突然家に帰って来たと思えば、隣には知らない男が立っている。




顔を赤らめたAが、俺にこう言う。




『私たち、けっこ______』





五「....!!!」




急に目が覚め、勢いよく体を起こすと

Aが青い顔をして俺に近づいた。



『大丈夫ですか、悟様!!うなされていたようですが....体調が悪いんですか?今日は学校おやすみしますか?』




夢であったことにほっとすると同時に



俺はAに言った。



五「大丈夫だから」


『よかったです....』


五「A」


『どうしたんですか?やっぱり体調....』


五「今後、俺が「出ていけ」なんて言っても絶対に出ていくな。俺の側から......は、離れるな.......よ」


『....?はい。私はずっと悟様のお側で仕えますよ』





勇気を振り絞って言った言葉は、多分Aには違う意味で受け取られたんだろうなぁと思い

思わずため息をこぼす。



...........きっと、俺はAのことが好きなのかもしれない。



でも今のような関係を壊したくない。



側にいてくれるだけでいい。



だからこの気持ちは勘違いという事にしておこう。





そう思い、俺は制服を手に取った。

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かぶとむし(プロフ) - らるさん» コメントありがとうございます!確かに、何としても見つけ出しそうですよね笑更新頑張ります! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - オレンジ100%さん» コメントありがとうございます!神!?お世辞だとしても嬉しいです笑笑更新頑張ります!! (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
かぶとむし(プロフ) - 雨夜星さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(´・∀・`) (2021年2月23日 23時) (レス) id: 5f10bbc57e (このIDを非表示/違反報告)
らる - もし家政婦やめたら何処までも追って来そうだね!(ゲス顔)たしかにこれは虐めたくなるわぁ〜 更新頑張ってください! (2021年2月23日 9時) (レス) id: 479d7ce450 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100%(プロフ) - えっ、番外編神では????とりあえず更新頑張って。 (2021年2月22日 21時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぶとむし | 作成日時:2021年2月14日 19時

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