結ノ呼吸の結柱

鍛錬 ページ20

結闇side

着替えてすぐ、滝のある所に向かった。

体が見えないようにして。


「南無阿弥陀仏…」


『失礼します…』


数分後


「結闇？」

『はい？』


「辛くないか？そろそろ休憩に…」


『はい！休憩ですね！分かりました』



それから日が暮れるまで、鍛錬をして夕飯を食べた。


『ごちそうさまでした』

「構わない。布団を敷いて出る。好きな時間に寝るといい。」

『ええ、ありがとうございます！』

「それでは、私は行ってくる」

『ご武運を。』




それから数十分経つと眠気に襲われた


『おやすみ』


そんな独り言は、夜の闇に消えていった



ーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝、陽の光で目が覚めた。

こんなに心地よい朝は、多分、始めてた。


そんな事を思っていると、和が木に止まって居るのが見えた。

早く行こう。


昨日の夜のご飯を、握り飯にして玄関に向かった。


『お世話になりました！』


そう言って私は岩柱邸を後にした。


『ごめんね、和！！お待たせ！！』


「全然大丈夫ヨォ！それより、次は？」


『蛇柱邸……なんてどうかしら？』


「分カッタ！！イクワヨォォォ！」


『うん！！！』

蛇柱邸→←岩柱邸

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