無防備な寝顔 ページ23
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雅紀「じゃあ翔ちゃん、ありがとね」
4人それぞれ、帽子を深く被ったり眼鏡をかけたり、マスクをしたり。
俺らなりに変装をして、マンションの前に出る。
翔「うん、気をつけて」
智「翔ちゃん、じゃあねえ」」
ふにゃっとした顔で完全に酔ってる智くんをタクシーに押し込んで、タクシーの運転手に預ける。
雅紀「リーダー平気かなあ」
和也「明日仕事来なかったりしてね」
潤「やだよ、ニュースになるの」
遠ざかっていく智くんを乗せたタクシーを見送りながらケラケラ笑ってる3人の横目に、一応智くんに帰ったら連絡するようメッセージを送っておく。
和也「んじゃ、俺行くね」
潤「俺も行くわ、また明日」
雅紀「じゃあね」
翔「うん、じゃあね」
30超えた男たちがお互いに手を振り合って別れてる姿は、はたから見たらどう見えるんだろう。
もうずっとこれで、習慣みたいなもんだから今さら変えれるものでもないんだけど。
3人を乗せた3台分のタクシーがそれぞれ走り出し、見えなくなるまで一応見送る。
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翔「ただいま〜っと…」
戻ると部屋がやけに静かで、そーっと入るとさっき智くんが寝てたソファに横たわるAの姿が目に入った。
近づくとスースーと小さく寝息を立てていて、少し口を開けた無防備な寝顔がいつもよりも幼く見えた。
顔の横にある、俺より全然小さな手をそっと握る。
A「ん…」
モゾ…と動いて、起こしたかと思って焦ったけどまたすぐに寝息を立て始めた。
翔「ふっ…」
完全に安心しきってるなこれは。
こんなに無防備なのは、俺の部屋だから？
翔「他の男の前で、こんな顔して寝るなよ〜」
ほっぺをツンツンしても起きない。
むくむくといたずら心が芽生えてしまうのが、男の性だろう。
誰もいるはずないのに、キョロキョロと周りを見渡してからAの唇に指を這わせてみる。
ぷにぷにと柔らかい感触に少しドキッとした。
いつも触れてるはずなのに、やけに…
…俺なにやってんだ。
こんなのただの変態じゃねえか。
寝てるところを襲う‥いや襲ってるわけじゃねえけど、こんなの良くない良くない、
…良くないけど
翔「ちょっとくらい、いいよな…」
小さく開かれたその可愛い唇に自分の唇をそっと重ねる。
目を開けると、顔を真っ赤にしたAと目が合った。
翔「…」
A「…っ」
ああもう いいや。
驚いて起き上がろうとしたAの肩を押さえつけ、今度は深く深く唇を重ね合わせた。
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アリサ.(プロフ) - にゃんさん» にゃんさん、コメントありがとうございます！かなり長い年月をかけてしまいましたが、最後までありがとうございました！他の作品の続きも書いていきますので引き続きよろしくお願いします＾＾ (2023年1月8日 15時) (
レス) id: 3f85f11188 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - ありがとうございます。最後まで書いて頂き感謝です。 (2023年1月8日 13時) (レス) @page42 id: b010e36986 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - りぃさん» わわわ、、、本当に長い間お待たせしてしまいましたよね(;_;)相変わらずずっと嵐のファンやってました笑 これからも引き続き、楽しみにしてて頂けると嬉しいです！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - ずっといつ更新されるのかと待っていたので、再開本当にうれしいです！これからの展開楽しみにしてます！！！！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: cd3fd14afa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ.(プロフ) - のあさん» ありがとうございますうううう(;_;)！！温かく見守っててください…！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: a395b827f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ.
| 作成日時：2020年7月12日 18時
