#2 現実 ページ3
その一つ目の現実を突き付けられてから一週間。
理が行ってしまってから最初の夜だった。隣に仲の良い女の子がいないのは、2ヶ月ぶりだ。寂しさが溢れる。代わりに隣りに来た環も布団を被って顔を見せてくれない。
「・・・・理がいない。」
そう声に出すと環は布団を下げて目をこちらに向けた。
お昼頃に泣き疲れたので、何も考えられなかった。
ここで親を待っている間に環も引き取られてしまうのかと思うと、余計に悲しい。せっかく仲良くなったのに。
きゅっと枕を抱きしめる。すると環が私の腕を見て言った。そこには痣があり、それは親からつけられたものだった。ちょっとした喧嘩で、つけてしまったのだ。
「ほんとにAは親が来ると思ってる？」
「え？」
急に言われた言葉に困惑する。
「Aの親は、Aが思ってるほどいい人じゃないと思う。」
腕を優しく掴まれて、まっすぐな目で言われる。
私は怖くなって咄嗟に腕を振り払う。起き上がり、立ち上がる。
「なんで・・・・・・？なんで、そんなこと言うの？」
環も布団から起き上がる。
「大体、ここに預けられたんだから、親なんて来るはずない。」
呼吸が浅くなる。過呼吸気味のなか、親といた時間が頭の中でフラッシュバックした。体中についた痣。浴びせられる罵詈雑言。
頭がボーッとしてきて、意識が薄れる。
「わっ！A！」
膝から崩れ落ちていくなかで環の声と救急車のサイレンの音が聞こえていた。
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なつめみく - ええええ？！神！！すげーはまった！！なんか、たまきってめっちゃ可愛い！！今まで三月推しだったから盲目すぎて三月にばっか結婚しようとかいっちゃってたけどたまきも推しになりそー！！！がち可愛い！！！ (9月28日 16時) (
レス) @page26 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年7月13日 22時
