＊42話＊ ページ44
貴「ケホッ…。やめて…」
未悠「なんで泣いてんの?もっと痛めつけてあげようか?」
未悠さんが足を振り上げたその時だった。
ガラッ!
全「「…!?」」
翠「先輩、大丈夫ッスか!?」
貴「翠…?」
保健室の戸を開けて入ってきたのは翠だった。
助けに来てくれたのかわからないけど。でも、保健室に私がいるってよくわかったな。
翠「アンタたちッスか?先輩にひどいことしたの」
未悠「違う…!違うの翠くん!」
女子2「コイツがいきなり未悠のこと叩いたから…」
突然、未悠さんが泣く演技を始めた。突然のことに頭がついていかない。
貴「私…」
翠「大丈夫ッス先輩。俺は先輩のこと信じてるんで」
私を庇うようにして、翠は彼女達の前に立ちはだかった。
翠「ここ最近、よく俺のクラスに来てたみたいッスね。ファンでいてくれるのは嬉しいけど、A先輩に手を出す奴は、今すぐ俺のファンやめてほしいッス」
声のトーンが低い翠。その目はいつもの優しい目じゃなかった。そんな翠を見た彼女達は怯えた表情をして、保健室を出ていった。
翠「大丈夫ッスか?すいません、すぐ助けに来れなくて…」
貴「いいの…。謝んなきゃならないのは私の方だから…」
泣きながら話す私を、翠は抱きしめてくれて、落ち着くまで頭を撫でてくれた。
翠「でも、無事で良かったです。何かあったら俺にちゃんと言ってください」
貴「わかった…」
その後、佐賀美先生が保健室に来た時に手当をしてもらって、私は翠と練習室へ向かった。
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京佳(プロフ) - 高峰未奈さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!これからも頑張ります！ (2015年9月29日 6時) (
レス) id: b75c1f9bfc (このIDを非表示/違反報告)
高峰未奈 - かっこの中見えてるぞってゆーツッコミが面白かったです笑 (2015年9月29日 2時) (レス) id: 6a8814df70 (このIDを非表示/違反報告)
京佳(プロフ) - ゆりゆりさん» ありがとうございます!これからも頑張ります！私も翠くん大好きなので作ってみました！ (2015年8月30日 10時) (レス) id: b75c1f9bfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します！翠くんの小説は無かったので読んでみたらもう胸キュン！！可愛すぎ、かっこよすぎます！！これからも更新頑張ってください！(*^o^*) (2015年8月30日 1時) (レス) id: 8ddd1cdc84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京佳 | 作成日時：2015年8月27日 12時
