死にたがりの手紙 11 ページ24
三「ありがとうございました」
中「残念だったな…死に損なって」
三「亜硝酸性窒素から割り出したって聞きました､貯水湖の場所｡都会で生活排水が多いならともかく山の中であれだけの濃度となると近くに牧場があると考えられる」
中「他にも理由はある」
三「例えば」
中「自分で考えろ」
『ふっ笑』
小さく笑ったAを三澄、中堂はそれぞれジロリと睨むが本人は気にすることなく笑い続ける
三「焼き肉行きませんか…お礼を兼ねて奢ります」
中「俺に感謝してるのか」
三「当然です」
中「なら話しかけるなバカが」
その答えに思わず呆れ､諦めた三澄は苦笑いで「お疲れ様です」というと続いてAも言った
中「？」
『俺も行くんです｡お話をしたいなと思って』
中「……そうか」
『今日は家に帰ってくださいね｡俺もそっちに帰りますから』
三澄の背中を押しながら出口に向かっていたAが振り返り念を押すように言えばじっと見た後もう一度作業に移る
『行こっ』
＿＿＿＿＿
久「水がここまで来て死ぬって時に冗談言ったんすよ､7Kがどうとか。笑えないって｡Aさんは笑ってましたけど」
東「へぇ〜〜」
愚痴を言っているにも関わらずどこか嬉しそうなのかはたまた楽しそうな久部をニヤニヤしながら聞く東海林
久「Aさんも今なら何でも答えられるとか…意味不明っすよね…三澄さんは絶望とかしないのかな」
東「何に？」
久「何にっていわれても「ミコトー､ミコトは絶望しないのかって言ってるよ〜」ちょ､言ってないです」
やってきた三澄とAの元へ向かいながら話す東海林に久部は焦ったように追いかける
三「絶望?……絶望してる暇があったら旨いもん食べて寝るから」
少し考えるようにして出てきた答えは彼女らしいもので東海林とAは顔を合わせて笑う
三「行こ肉!!」
久「はい」
そう言って歩き出した三澄の横で2人も歩く
東「中堂さんは」
三「話しかけるなバカがってもうダメだあの人」
『「「あっはっは笑」」』
会話をする3人に対し久部は遅れながらも歩き出すが着信の音がなり足を止めた
画面に【末次さん(週刊ジャーナル)】の文字が表示される
久「すいません、今離せなくて｡事件ことはまた」
手早く切り思い詰めた表情を浮かべるがすぐに変わった
東「久部〜」
三「肉食べないの〜」
久「食います！」
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天魔神(プロフ) - 青龍 葵さん» 大変お待たせしました!!本日更新しました (2018年9月14日 17時) (
レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新はされないんでしょうか？ (2018年9月7日 15時) (レス) id: e202ca34d9 (このIDを非表示/違反報告)
天魔神(プロフ) - Ayameさん» ありがどうございました｡修正させていただきます (2018年3月22日 14時) (レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - すみません10でした。「今月は出ませんでした〜」と「遺体が集まるといえば〜 」は中堂さんではなく木林さんのせりふです (2018年3月22日 2時) (レス) id: dda21d32b5 (このIDを非表示/違反報告)
天魔神(プロフ) - Ayameさん» どこが違うのか教えていただいてもよろしいでしょうか？ (2018年3月22日 2時) (レス) id: aed4fff229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天魔神 | 作成日時：2018年3月20日 20時
