不老不死と妖怪達

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「ねぇ、知っている・・・今日、このクラスに新しい先生来るんだって」

生徒のその言葉を聞きながらソラノは窓から外の天気を見る

(・・・あの後、リクオ君やリクオ君の家族である首無さん達にお礼を言われまくったな・・・でも、魔法に関しては聞かないでくれた・・・何時かはバレるんだ、その時が来る前に絶対に話さないとな・・・)

「おはよう、ソラノちゃん」

「おはようございます、リクオ君」

「昨日は本当にありがとうね」

「いいえ、寧ろお礼を言うのは僕の方ですから・・・」

ソラノは苦笑いしてそう言う

「僕はまだ聞かないよ、隠している事・・・でも、何時か聞かせてね」

「勿論です」

・・・

(で、なんでルシフェルが先生としてこの学校に来た!!)

リクオと話してから少し後、HRが始まると同時にこの教室の新しい担任の紹介があったのだ

このクラスの担任だった先生は育児休暇という理由で暫く学校に来れない為、代わりに新しい担任が来ることになった

(まさか、其れがルシフェルだなんて・・・誰が思う??)

「初めまして、皆さん・・・私の名前はルシフェルと言います、今日から暫くの間よろしくお願いします」

ルシフェルは笑ってそう言った

「・・・えっと、ソラノちゃん大丈夫??」

隣にいるリクオが何処か疲れた様な顔をしているソラノの顔を見る

「大丈夫です、本当に大丈夫です・・・」

「の割には随分疲れた様な顔をしているけど・・・」

リクオは苦笑いしてそう言う

「・・・少しだけ嫌な予感はしていたんですけどね・・・」

ソラノは苦笑いしてそう言った

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