不老不死と妖怪達

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「牛鬼・・・」

ソラノは小さな声でそう呟いた

リクオに合宿の話を聞いた翌日

ソラノはリクオ達と共に梅楽園へと来ていた

其処で化原という人物に出会い、梅楽園の別名が捻目山だという事を知った

帰りたいと言っていた者もいたが、化原が予約したという宿に泊まる事になった

「・・・(リクオ君の反応からすると、恐らく何かがある・・・其れに、化原という男を操っていたあの人物も気になる、其れにこの宿自体が可笑しい・・・其れはリクオ君も気づいていたみたいだけど)」

ソラノは心の中でそう呟く

相手側に気づかれていたかは知らないが、実はソラノは化原を操っていた人物に気づいていたのだ

「(操っていたあの人は何が目的??リクオ君??其れとも・・・!!)巻さん達はお風呂に入ってる、リクオ君達は山の方へ妖怪探索へと向かってる・・・敵の狙いは其処か!!」

誰もいない部屋でソラノは叫んだ

「・・・ルシフェル、クロノス!!巻さん達の方をお願い!!」

ソラノはそう言うと部屋から飛び出した

"お任せを・・・"

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