十話 ページ11
貴方：・・・
いつものように椅子に腰掛けている彼女は珍しく、機嫌が悪そうな顔をしている。
何も喋らないのもその証拠だ。
不知火：おい、天霧。姫さん、随分と機嫌悪そうじゃねえか。何かしたか
不知火が彼女から離れた場所で天霧に聞く。
天霧は少し首を傾げて言う。
天霧：私は何もしていません
不知火：じゃあ、風間と何かあったのか？
再度聞く。
天霧の答え方は変わらなかった。
天霧：さあ？
不知火は直接聞いたほうがいいと判断し、天霧に問い詰めるのはやめた。
そして、腰に手を当てながら彼女に近づいていく。
不知火：なあ、姫さん。何かあったのか？機嫌悪そうに見えるが
すると、彼女は表情を変えずに素直に答える。
貴方：別に何もないわ。ただ、つまらないだけよ
そう言って窓に顔を向ける。
そんな彼女を見て不知火は深く溜息をつく。
天霧はやれやれ、と首を振る。
彼女はすぐに機嫌が悪くなるのが短所だ。
と、其処に風間がやって来た。
風間：天霧、不知火。我が妻を連れ戻しに行く。ついて来い
そう彼らに告げて出て行こうとする。
そんな風間をAが引き止めた。
貴方：私も行くわ！
椅子から勢いよく立ち上がり、風間の目の前に立つ。
しかし、風間は彼女を睨みながら厳しく言い放った。
風間：お前は来るな
勿論、彼女が引き下がる訳もなく・・・
貴方：嫌よ
風間：来るな
貴方：嫌
風間：来るな
貴方：嫌
この会話が何十回か続いた。
両者、会話が続くにつれて苛立っているのが声で分かる。
そして、ついに彼女の苛立ちが頂点に達した。
彼女の姿が鬼になり始めたのだ。
黒髪は白くなり、赤い瞳は金色になる。
額には４本の角が生えている。
白髪となった髪に花の髪飾りがよく目立つ。
風間：貴様もまだまだ未熟だな
鬼の姿となった彼女を見て風間が言う。
彼女は手を強く握って金色の瞳で風間を睨みつける。
貴方：うるさい！！！！
いつもの凛とした声の面影が残らない、恐ろしい声だ。
天霧と不知火も困った顔をしている。
Aがここまでになると、風間でも止められない程だ。
貴方：・・・
彼女は風間から目を離さずに刀を抜く。
風間：仕方ない
風間も刀を抜く。
しかし、このままでは風間は勝てない。
一体どうするのか。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー人物
不知火匡
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伊吹 - 意外な共通点ｗｗ (2013年9月3日 17時) (
レス) id: f56080d62c (このIDを非表示/違反報告)
Silva(プロフ) - 伊吹さん» うちの名前いぶきだよ(笑)漢字ちがうけど (2013年8月10日 17時) (携帯から) (レス) id: 86cba066a3 (このIDを非表示/違反報告)
Silva(プロフ) - 伊吹さん» 伊吹はｲﾌﾞｷって読むんだよね？ (2013年8月9日 0時) (携帯から) (レス) id: 86cba066a3 (このIDを非表示/違反報告)
Silva(プロフ) - 伊吹さん» シルルンwwwwおっけー(笑) (2013年8月8日 0時) (携帯から) (レス) id: 86cba066a3 (このIDを非表示/違反報告)
Silva(プロフ) - 伊吹さん» えっと…｢シルバ｣って読むので好きに読んでくださいっ!!うちはちー様と沖田さんが好きです(*´ω｀*) (2013年8月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 86cba066a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊吹 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pomu/
作成日時：2013年3月23日 17時
