検索窓
今日:7 hit、昨日:29 hit、合計:39,389 hit

第三話 義兄 ページ5




全力で先輩たちをにらみつける。が、何故か京都校の人たちにまで変な目で見られていることに気づいた。なんで!!!


「高菜、明太子…ツナ」


『狗巻先輩…!そうですよね、失敗なんて誰にでもありますよね!励ましてくれてありがとうございます、ついでにしおって言ってください!』


「おかか」


『なんで!!!』


先輩に振られた…!!(嘘)


私が下手くそな泣きまねを披露していると、「何でしお?」「さぁ…」と、虎杖くんと野薔薇ちゃんがコソコソやっていた。そこに伏黒くんが「銀野は塩にぎりが大好物なんだよ。でも狗巻先輩の語彙に”しお”って無いだろ?だから…」と説明を入れている。


『やめて!そんな冷静に説明されるといかに自分が幼稚か突きつけられる感じがするからやめて!』


「自覚あんなら棘に絡むのやめろよ」


「そうだぞー」


真希先輩とパンダ先輩からの指摘(という名の囃し)に何も言えず、うぐぐ…と唸っていると…。


「やっほー、みんな揃ってるー?てかA来てるー?」


私が開け放った扉から、ひょっこりとお義兄ちゃんが顔を出した。お義兄ちゃんは私を見つけると、遅れてごめんね、と片手を上げる。


『職員会議お疲れ様、お義兄ちゃん!』


……その瞬間、空気が凍り付いた。












「「「「お…にい、ちゃん…!?!?!?」」」」」





虎杖くんと野薔薇ちゃん、ついでに京都校の人たちの声がぴったり重なる。




『え???』


皆の驚きっぷりに、むしろ私のほうが驚いた。二年生ズ+伏黒くんが四人揃って顔を見合わせる。


「ははは」


「だろうなぁ」


「こうなると思ってました」


「しゃけ」


え、なに?いやある程度びっくりするだろうなとは思ってたけど、そんなか??


固まっている野薔薇ちゃんの前でひらひらと手を振る。野薔薇ちゃんは一度ゆっくり瞬きすると、大きく息を吸った。


「はぁあああ!?なに、どういうこと!?!?おにいちゃん!?このアホ…五条先生が!?全っ然似てないじゃない!!」


「それな!つか名字は!?銀野って銀野だよな!?五条じゃねーじゃん!」


「そうですよ!第一、あの五条悟に妹がいるなんて聞いたことないですし!」


「なに真希…アンタ知ってたの?ムカつく」


さっきまで自分たちで喋っていたはずの京都校の水色髪さんと黒髪さんも話に加わり始める。途端に建物内はワイワイと賑やかになった。


第四話 事実→←第二話 理由


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

今日の名言or名場面

五条「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
設定タグ:狗巻棘 , 呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルルリィ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。