146歩目 ページ17
その翌日ー。
私は、シブヤの新しく出来た水族館の前で七海さんを待っていた。
七海さん、まだかなぁ。
楽しみ過ぎて10分前には着いてしまった。この白のフリルがついてるワンピース、変じゃないかな……。
野薔薇ちゃんが選んでくれたから服が変とはありえないが私が変じゃないかな。
この服にきちんと釣り合っていつるのか……。
不安が頭の中に浮かんでは消える。
靴も低めの水色のパンプス。
こんなにお洒落したのは初めての体験だった。
メイクもした方がいいのかなと思ったけど野薔薇ちゃんが「Aはスッピンでも充分すぎる」と言ってくれたので今回はやめておいた。
メイクはしていないが髪はお団子にしているためこれが自分にできる精一杯のお洒落。
貴「……七海さん、まだかなぁ。」
七「…………Aさん。」
後ろから呼ばれた声に後ろを勢いよく振り向く。
そこには薄緑のニットを着ている、ジーパンの七海さんがいた。
か、かっこいい……。
え?なんなの?ニット着てるだけでこの色気は何?
ジーパンから少し分かる腰の形が見えるだけで顔が赤く染まっていくのが分かる。
貴「七海さん……おはようございます。その格好……よくお似合いです。」
七「貴女も……。見違えました。普段の貴女も可愛いですが私のためにお洒落してくれたんですか?」
可愛らしい人だ、と目が細められる。
…………このままじゃ心臓が破裂してしまうかも。
七「Aさん、デートよろしくお願いしますね。」
貴「は、はい……。」
私はその時ー
あんな事あるなんて思いもしなかったー。
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Judo0517 - すみません!間違ってインターネット設定を初期化してしまいまして‥この小説では続きを作れなくなりました。続きはきちんと書くつもりです。本当に駄作者でごめんなさい‥! (2021年4月30日 17時) (レス) id: 001dbf15df (このIDを非表示/違反報告)
桃ちゃ(プロフ) - 野薔薇さん、沈めるだけじゃ足らないっすよ、指、詰めましょう (2021年3月27日 15時) (レス) id: 7a49d7f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします (2021年3月17日 16時) (レス) id: 5183fb8b47 (このIDを非表示/違反報告)
Aya - 続編待ってました!!!面白いです!!!これからもよろしくお願いします! (2021年3月17日 11時) (レス) id: b39f26c75a (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - いやマジで高専の皆結婚しよ? (2021年3月13日 12時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひすい | 作成日時:2021年2月26日 15時