#07 2月18日書換 2月28日追加書換 5月31日追加書換 ページ8
沖田side
A「何?」
沖田「いや、なんでもねぇ。」
あの三つ編み、絶対Aのこと好きだろ。
それを邪魔するのも楽しみってやつでさァ
---江戸城---
Aside
沖田に頼んで、江戸城まで送ってもらった。
暗殺企んだ奴を保釈していいのかって思ったけど、まぁ無事だしいいや。
ダメだったら殺して逃げてるし。
あ、そっちの方が罪重いか。
んで、門の前にいまーす。
でっかいなー…
門の上から見える天守閣。
鯱が太陽に照らされて輝いている。
おっしゃれ〜
A「沖田、ありがとね。ここまででいいよ。」
沖田「いいんですかィ?んじゃ、さいなら。」
A「あれ、意外に普通。」
沖田「なんですかィ?ちゅーでもしやすか?」
踵を返しかけた沖田を引き留めてしまった。
A「何言ってんの」
沖田「俺は帰りやす。またな」
A「バイバイ」
と、多少大袈裟目に手を振る。
沖田の姿が完全に見えなくなったところで、手を下ろし、再び門に向き直った。
A「おし、始めるか…」
傘を持ち直し、門にある小さい引き戸を開けて入る。
門番「貴様!な、何をしている!!」
あ、やっべ。
門番に見つかった。
A「ちょっと寝ててね〜」
門番「なっに…!」
ガッ
首に峰打ちを決め込む。
ドサッ
倒れる門番。
そんな雑魚には目も繰れず、城内へ入っていく。
その瞬間、
ピィィィィィ
ピィィィィィ
笛の音がした。
足元を見ると、さっき峰打ちを決め込んだ奴の一人が笛を吹いてこっちをにまりとみた。
チッ…首が飛ばない程度にやったのが災いした…
足を振り上げ、そいつの頭を潰す。
A「はぁ…見つかっちまった…やっぱ屋根から行くべきか。」
?「まだまだだね、A。」
上から聞きなれた声がした。
A「神威!?」
上をむくと、
A「何で首持ってんの!?」
首を持った神威が
神威「よっと。」
空から降ってきた。
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作者名:うゆに塩湖 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年1月16日 14時