No.14_スーパーと ページ20
Aside
私は自分で言うのもおかしいが勘が鋭いほうだと思う
そして今、スーパーに向かっているが何となく誰がいるか分かってきた…………
けど、あの子とは明日会うことに(勝手に)してるから……
見つからないようにしとこ……コソコソ←
太宰side
やった〜〜久しぶりのAの手料理が食べられる!!
っていう嬉しい半分…………
何か嫌な予感がする
多分、いや絶対、蛞蝓だ←
バッタリ会ったりしたくないし、Aに会わせたくないから
「A!この蟹がいいんじゃないかい?」
A「あぁ、そうだね〜でも此方の蟹も捨てがたいぃ……」
Aを会話に熱中させよう!
意外とAは単純だからいける気がする←
A「うーん……悩ましい」
近づいてきてるな…………
今度から塩でも撒いておこうかな←
「あっ、此方も良さそうだよ」
さり気なく蛞蝓から遠ざけて行こう……
A「おっ良いねぇ此れ!此れでいこうか」
「うん!そうしよう。」
そして私たちはレジに向かった…………………が、
向かえのレジに蛞蝓がいる……………………!
あっちも気付いてるっぽいな、凄く視線を感じる←
Aに視線がいかないように私はAに被さるように歩いた
A「おおっと、どしたの、被さってきて」
Aが私を見上げる
えっA背小さい…………………可愛い……←
「うーん?なんでもー」
A「?そう?背小さいとか思ってないよね(⌒▽⌒)」
何か殺気を感じるな〜
きっと気の所為だよね!←
「思ってないよーアハハ」
……………………………よし、やっと蛞蝓が出ていった……一件落着。
〜帰り道〜
Aside
「ンフフ」←
太「どうしたの急に……」
こら!今、笑い方気持ち悪いとか思ったでしょ!駄目だよ!
「いや、治くんが中也くんを阻止しようとしていて面白かったからつい、」
太「エッ蛞蝓がいたこと知っていたのかい!?」
「?うん」
太「いつから?」
「スーパー入る前から?」
太「……」プシュ-
治くんの顔がほんのり赤く染まった
「?」
太「知っているのだったら言ってくれ給え……(後から恥ずかしくなるやつじゃあないか……)」
「あぁ御免よ〜もしかしてバレたら恥ずかしくなっちゃった?」
太「…………うん」
治くんは手で顔を覆ったまま答えた
「ふふふ、可愛いなぁ治くん」
そう言って私は治くんの頭を撫でた
勿論背伸びで
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作者名:アンモナイトゥ | 作成日時:2023年10月31日 22時