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「御名答」
敦「えっ……どうしてですか？」
太「Aがマフィアを抜けてその組織に行くと何かと解決するんだ。その時Aのことをその組織のお偉いさんがとても気にいっていてね。いつも自分の組織に勧誘していたのだよ」
「まァ、私の作戦はこんな感じ
相手は私を欲しがっている、そんな時に私がスパイとして潜り込み、後はその組織を私が壊滅させて平和に戻るという作戦。
私はそれでいいと思ったし、それ以外の方法がぶっちゃけないから早速実行しようとしたんだけど
森さんが必死に止めてきてね「嫌な予感がする」って」
「だけど時間はないから、マフィア皆の反対をなんとか説得して行ったんだ」
「……それが駄目だったのかな
治くん知っているところまで良いから、続きお願い」
太「うん。Aを送り出して半年が経った。マフィアの中でも優秀なAがこんなにも遅いのはおかしいとマフィアは騒ぎ始めた。
そんな時、マフィアにとある写真が送られてきた。
それが両手を鎖で縛られそこかしこに怪我をしているAの姿が写っていた」
太「これにはもうびっくりだったよ。Aをあんなにボコボコに出来るのは只者じゃないとね。森さんもすぐに捜索と壊滅を命令した。
しかし、動く間もなく続けてビデオが送られてきた」
『おーい、見てるかぁ？マフィアさんよぉ。オメェ等が送り込ませたスパイちゃんはまんまと捕まってるぜぇ。これからオメェ等が俺等にしたことと同じようにあの世行きにしてやるからしっかり見てろよぉ？』
男の前にはAが居て何も喋らず男を睨んでいた
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！
乾いた銃声が鳴りAが倒れた音と同時にビデオは終わった
太「それからすぐにその組織に行ったが、既に其処は大火事となって遺体も跡形もなく消え去っていた────────これが私の知っていることだ」
「あら、そんな感じだったんだね」
結構私、悲惨な死を遂げてる←
「まァ、実際死んでいないので
答え合わせ〜〜！！」
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作者名：アンモナイトゥ | 作成日時：2023年10月31日 22時
