【薄桜鬼】南の鬼の頭領は舞姫！ (ページ21)

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第六章～空と海～ページ21

ええ～と、更新が遅れるといっていたのですが、ネタを思いついたので忘れないうちに書いておこうともいまして、更新しました。それではどうぞ！

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そこから召使いに風間のいる場所に案内をして貰っていた。
移動中に、色々と聞かれた風間とはどういう関係なのかとかどういう用件で来たのかなど…

百合「それにしても、広いな。風間の部屋はまだなのか？」

？「ご心配なさらずに。もうすぐ着きますから」

百合「そうか」

返事をした後で辺りを見回す。
それにしても、本当に広い邸だな。霧島家の、部屋の邸の広さの何倍はあるぞ。

？「霧島様はこのご用件が済まれたらおかえりになるのですか？」

百合「あぁ」

？「今度はいつ来られるのですか？」

百合「今度は、そうだなぁ…いつになるかな」

？「そう…ですか…」

いつになるかはわからないと言ったら女性二人は、肩を落とした。

百合「では、またいつか、遊びに来ようか？」

？「！本当ですか！？」

？「ぜひ！いらしてください！」

百合「そうさせてもらおう」

？「「はい！」」

キヤッ、キヤッと嬉しそうにしている彼女らに、百合は微笑んだ。

百合「なぁ。少し、言いにくいのだが…」

頭を掻きながら照れたように言った。

百合「俺と友達になってはもらえないだろうか？」

百合は人生初めて自分から友達になってと言った。今までは、周りから言われていたから自分から友達になろうとは言ったことがなかったのだ。

？「「(きゅん♡)」」

・

・

・

百合「どうしたのだ？」

突然黙り込む彼女たちを不審に思った百合はそっと声をかけた。すると、彼女たちはバッと顔を上げ驚いた顔をする。

？「い、いえ。なんでもございません！」

？「はい！」

百合「そ、そうか…で、我と友達になってはくれるだろうか？」

？「はい、もちろんですよ！」

？「逆に是非！ならせてください！」

百合「そ、そうか。(ホッ」

百合は心から安堵した。断られたらどうしよう、という不安があっからだ。
百合がホッとしていると。
では、ともう一人の女性が口を開いた。

？「こういうのはどうでしょうか。友達になった記念に名前で呼び合うと言うのは」

【次回名】