【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

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ふみ緒「あんたの部屋は304号室だよ！幸平創真の隣だ」


コツ…コツ…

私が軋み気味の階段を登っていると

？「うわああああああん」

…もう…放っておこうか…あんの馬鹿
そう深いため息をついた後、また足を進めた。



キィィ

シンプル・イズ・ベスト

その言葉がピッタリだね…
私の家もそんな感じであまり無駄に派手な家具は置いてない

だからかねぇ…なんだかこの部屋は落ち着く。

いい部屋でよかった。
キッチンもあるのか…あ、調理器具！
はぁ、後で持ってきてもらうか…



ぼふんっ

ベッドに飛び込むと一気に、今まで張りつめていた気の糸が緩む気がした。



そのまま私を眠りの世界へいざなう

意識が途絶える瞬間、天井ならなにか外れる音が鳴った気がしたが

もはや、そのような音で妨げられる程の眠気ではなかったので

本能のままに、そのまま吸い込まれるようにその世界へ飛び込んで行った…







ガヤガヤ


私が目を覚ました時居た場所は

創真や、他の寮生達が集まっていて
少なくとも自分の部屋ではないことが分かる場所だった



その事を気がついた時にはもうすでに嫌悪の感情がジワジワと滲み出していて

私を移動させたであろう人物へ、睨みを効かす。


一色「お目覚めだねAちゃん いい夢は見られたかい？？」
そう、この無自覚変態な先輩、 一色 慧

貴女「…久しぶりだな一色さん…かなり久しぶりの再会だというのにあなたは私を怒らせたいのかい？」


一色「まさか、これは君たちの歓迎会なんだ、主役の一人がいなければ始まらないだろ？

それと口調。ここは創真くんや僕以外にもいるんだよ？」


！！それはうかつだった…！

というか…歓迎会？へぇ…うれしいことやってくれてるじゃん。

？「おうっ！みんな！！那珂様が起きたよーー！！あ、さっきはウサ子ありがとうございました！！
私は吉野 悠姫！」

？「…伊武崎 峻」

？「伊武崎があいさつした！ああ、僕は丸井善二…すごい本物だ…那珂様、会えて光栄です！」

？「榊 涼子です。那珂様、これからよろしくお願いしますね」


恵「え、えっと、授業でも会ったんですけど…改めて…田所恵ですっ。よろしくお、お願いします！」

創真「よく寝てたな！まあ今、始まったばかりだ！楽しむぞ！A！」

おや、口調の事は気づかれていないみたいだな…

ここは結構変わり者が多い所だね…この歓迎会で見極めるとしよう。


それまでは…

貴女「ふふ、よろしくお願いしますわ。」

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